新型コロナウィルスさなか、アメリカでは根深い人種差別により黒人が白人警察官に膝で絞め殺されるという事件が波紋をよび、抗議デモが各地で起こっている。 また、今日のニュースでも黒人が白人警察官に拳銃で撃ち殺されるという事件が発生した。
ふたつの事件はもちろん死亡者に原因があり警察官が結果的に犯人を死に至らしめた。しかし、絞め殺したり銃殺するほどの犯罪を犯したのか、やりすぎが問題になっているが、今のアメリカの警察官の立場では「やられる前にやる」これが鉄則になっていると思われる。
殺人事件とは関係ないが、日本政府内では、またまた問題が発生、持続化給付金に関わるトンネル企業が発覚した。今度は経済産業省がらみでよくまーこうも社会秩序に反する行為がつぎからつぎへと出てくるもんだと悪い面で感心する。 冗談にも「日本は誇れる国だ!」と胸を張って言えるもんではない。
さて、新型コロナウィルスでなにかと行動範囲が限られるなか、コーヒーを飲みながら、おもしろ川柳でひとりひそかにクスクス微笑んでいたら、コーヒーをこぼし、当然だが妻にお叱りを受けた。
そのおもしろ川柳が新聞記事に掲載されていたので、今回はその記事を抜粋。
サラリーマン川柳(第一生命保険)
恒例のサラリーマン川柳コンクールの人気投票結果を5月28日発表した。
首位は昨年のラグビー・ワールドカップになぞらえた50代男性の「我が家では 最強スクラム 妻・娘」だった。
昨年10月の消費税増税に伴うポイント還元制度で普及が進むキャッシュレス決済への困惑を描いたのは「おじさんは スマホ使えず キャッシュです」(4位)と「登録が ストレスだらけの キャッシュレス」(7位)。
5位の「たばこ辞め それでも妻に 煙たがれ」は一念発起してたばこを断ったものの、妻の共感を得られない寂しさを嘆いた。
いわゆる老後資金「2千万円問題」も関心を集め「足りないの? そもそも無いよ 2000万」が6位に入った。
応募期間は昨年9~10月で5万3194句から優秀作品100句を選出。
今年1月からインターネットなどで人気投票を実施し、集まった8万6542票を集計して1~10位を決めた。
1.我が家では 最強スクラム 妻・娘
2.パプリカを 食べない我が子が 踊ってる
3.話聞け! スマホいじるな! 「メモですが」
4.おじさんは スマホ使えず キャッシュです
5.たばこ辞め それでも妻に 煙たがれ
6.足りないの? そもそも無いよ 2000万
7.登録が ストレスだらけの キャッシュレス
8.ジジババも 子育て参加 ワンチーム
9.ギガバイト 時給いくらか 孫に聞く
10.「早よ、帰れ!」 言ってる上司が 帰らない
その他、シルバー川柳などでは。
「俺、正論、妻へりくつで、なぜ勝てぬ」
「あの世には あるのだろうか 冥土カフェ」
「メイドカフェ? 冥土にも カフェがあるんかえ?」
「じいちゃんの 中元先は 医者ばかり」
「シルバーと 呼ばれるわたしは 金がすき」
「リモコンを 子機と間違え 話す祖母」
「カネ貯めて 使うころには 寝たっきり」
「骨が減り 知人も減るが 口減らず」
「欲しかった 自由と時間 持て余す」
「暑いので リモコン入れたら テレビつく」
「先に寝るぞ! 安らかにね! と返す妻」
「孫が聞く 膝が笑うと どんな声?」
「期限切れ 犬にやらずに オレに出す」
ロシアの日本語弁論大会の一幕。
・コンタクトレンズを買いに行ったら、「無色ですか?」「いえ、会社に勤めてます」
いやー、実につまらないテレビのバラエティー番組よりよっぽどおもしろい。
(出演料に見合ったおもしろ味が低すぎる)
2020年6月14日 小濱 綱之