2025/07/11

(NO.1740) 正直者は救われないのか?   小濱綱之

昨日、囲碁仲間とコーヒーショップで雑談をしていたら、静岡県伊東市の田久保市長学歴詐称の話題になり、50代のころの小池都知事(いまだにカイロ大卒業疑惑が晴れない)と田久保市長と目元がソックリだと言われてみると実に似ている。 田久保市長は辞職を決意し、再度、市長選に出馬するようであるが、セイゼイ頑張ってもらいましょうか。 

さて、私が5年ものあいだ勤務していた新潟県上越市の市長(当時の市長とは別人)が「兵庫県産米はマズイ」と発言した。秋田県前知事の佐竹氏も「じゃこ天はマズイ」と発言し物議を醸した経緯がある。ウソはあきらかになんらかの処罰を受けてしかるべきだが、自分の感じたことを正直に伝えたことでマスコミに叩かれるというのはいかがなものか。例えば、グルメのテレビ番組では出演者全てが金太郎アメのように「うん、これはうまい」「ええー、ほんとにおいしい」などなど、決してマズイとは言わない。もし、マズイの一言でも発したらギャラの保証はないようだ。 

人それぞれ味覚が違うのにおのれの感じたままの味覚表現ができない。

昭和の時代なら「イエス、ノー」とハッキリ言えたが、令和の時代ではお隣りなどの意見に従い、正直者がバカを見る時代なのか。

民主主義社会なのに「右向け―、右。 左向け―、左」と指図されないと生きていけない世の中になっているのか。

一句 : 「熱中症、日中にかぎらず、夜中でも」

各地での高温多湿に注意しよう!

 


2025年7月11日   小濱 綱之