中東のコーヒーの生産国といえばイエメン、エチオピアがまず思い浮かびます。エチオピアの隣国、エリトリアでも僅かですが栽培されています。サンプルを取り寄せた事もあります(10年以上も前ですが)。実は世界最大の石油大国の一つ、サウジアラビアでもコーヒーの栽培が行われています(私もつい最近知りましたが)。南西部のジャザンというイエメンとの国境に近い地域です。品種は不明ですが300年以上も前からイエメンと一緒に栽培技術を培ってきたそうなので恐らくイエメンと同じ品種だと思われます。現在ではハウラニコーヒーと呼ばれています。標高は800m~2,000m、コーヒー農家の数は700人以上、2,020年の生産量は300トンに達すると思われます。もしかするとアタカでも取り扱う可能性も無きにしも非ずです。乞うご期待。