ナポレオンが幽閉された大西洋の孤島セントへレナ島から、その名もナポレオン農園とG.W.アレクザンダー農園のブレンド。
1816年にナポレオンがこの島に流刑にならなかったとしたら、その島の存在すら忘れられていたかもしれない、そんな小さな島です。かつてコーヒー農園を所有していた東インド会社の記録によれば、1733年にイエメンのモカ港からこの島にコーヒーが持ち込まれたとあります。
この農園は、ジェラニウム渓谷の先端にあるナポレオンの墓石近くにあります。平和と静寂を見出したナポレオンが最後の安住の地として、この場所をよく訪れたと言われています。また、彼の侍従武官だったマーシャル・ベルトランドとその妻の居住地でもありました。この土地を開拓し、コーヒーの栽培を始めた当初は、数箇所の石段が土に埋もれていたり、当時使用されていたウェッジウッドの陶器やワインボトルが発見されました。そして、シダに覆われた石の階段はナポレオンの墓石へ続いていました。
当初、ナポレオンズバレー農園とG.W.アレクザンダー農園を分けてもってくる予定でしたが、労働力不足と農園主ヘンリーの奥さんが体を壊したため、収穫も十分出来なかったようです。そのため、ふたつの農園のブレンドとなりました。
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品名 | ナポレオン+アレクザンダー |
生産国 | セントへレナ島 |
地域 | アラームフォレスト地区フッツゲート |
生産者 | ナポレオンズバレー農園、G.W.アレクザンダー農園 |
クロップ | 2006/2007 |
規格 | N/A |
欠点規格 | 0/300g |
スクリーン | スクリーン17アップ |
木の品種 | ブルボン |
その他 | 島中央の標高800メートルのあたり。微気候のため、標高1000メートル以上に匹敵。年間降水量3000ミリ。4ヶ月かけて天日乾燥させる。 |
精製方法 | フルウォッシュド、ナチュラルファーメンテーション |
開花時期 | 12月-4月 |
収穫時期 | 10月-2月 |
船積時期 | 2007年5月 |
保管方法 | 定温保管 |
ロットナンバー | なし |
CLEAN CUP | 9.00 |
SWEETNESS | 10.00 |
AROMA | 9.00 |
HARMONY | 9.00 |
ACIDITY | 10.00 |
BODY | 9.00 |
FLAVOUR | 9.00 |
AFTERTASTE | 10.00 |
BALANCE | 9.00 |
OVERALL | 9.00 |
FINAL SCORE | 93.00 |
焙煎後1日置いてからカッピング。ハチミツのような味が舌に絡まる。 |
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CLEAN CUP | 10.00 |
SWEETNESS | 8.25 |
AROMA | 7.50 |
ACIDITY | 8.25 |
BODY | 7.25 |
FLAVOUR | 8.75 |
AFTERTASTE | 8.50 |
BALANCE | 8.75 |
OVERALL | 20.00 |
FINAL SCORE | 87.25 |
フラグランスとアロマ : きれいな酸味のあるレモンのような香り。花の香り。五感を刺激するような香り。 カップクオリティー : 甘味と酸味がうまく調和。キャラメルにフルーツがトッピング、さらにかすかな苦味が感じられる。 冷めると : 柑橘系の甘味が際立ってくる。 |
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