6月28日(水)薄曇り 午前9時 気温22度 標高1800メートル
チャンググの町から30分程度の場所にあるナイル・コンゴ・マウンテンズ・コーヒーを訪問。
地名はミビリッチ。ルワンダで初めてコーヒーが栽培された地区です。1904年にドイツの宣教師使節団がこの地にグアテマラのブルボン種を持ち込みました。最初の収穫は1906年。今年初めに、収穫100周年ということで、お祭りがあったそうです。このオリジナルのブルボン種は、地元ではその地名から「ミビリッチ」と呼ばれています。
会社名の「ナイル・コンゴ」は、この近くにコンゴ川とナイル川の源流があることから、その名をつけたそうです。しかし、ナイル川の源流がこんな所にあるなんて驚きです。
ナイル・コンゴ・マウンテンズ・コーヒーについて。
設立 2003年。
ジェネラルマネージャー ピエール・ムニュラ氏。白いTシャツの兄さん。インド人に見えるので、インド系の血が入っているか?と聞いてみるたら、生粋のルワンダ人だと言われました。英語のアクセントも東南アジア人っぽいですけどね。
地名 ルシジ・ディストリクト、ミビリッチ・セクター、チャト。
水洗工場名 チャト・ウォッシング・ステーション
標高 1650-1800メートル
年間降雨量 2000ミリ、ルワンダで一番雨が多いエリア
開花 9月-10月 収穫 4月-6月
天日乾燥は平均2-3週間。脱穀と袋詰は、キガリのオシール・カフェで行う。
総生産量 100トン スペシャルティーコーヒーとしての輸出は2005年が初めてで1コンテナー。2006年は5コンテナーを予定。米、加、欧へ輸出。
「ミビリッチ」 ブランドで地元で売られている焼豆は、500g 2400ルワンダフラン(約530円)。