ハワイコナと言ったら、グリーンウェル。定番です。
<コナコーヒーの歴史>
1817年 ドン・フランシスコ・デ・パウラ・マーティン(カメハメハ一世の通訳を務める)がハワイに初めてコーヒーを持込む。
1825年 ボキ酋長がブラジルからコーヒーの種を持ち込む。
1828年 サミュエル・ラグル牧師が初めてコナにコーヒーを植える。
1836年 商業ベースでのコーヒービジネスがカウアイ島で始まるが、失敗に終わる。
1845年 カウアイ島以外の島(コナも含む)でも商業ベースのコーヒービジネスが始まる。
1850年 コーヒービジネスが次々に失敗し、投資家はサトウキビに切り替え始める。
1860年代 コナ地区とハマクア地区以外のコーヒーはなくなる。
1873年 ヘンリー・ニコラス・グリーンウェルがウィーンのワールドエクスポでコナコーヒーの品質で表彰される。
1892年 グアテマラのティピカがコナ地区に次々と導入され、1920年ごろには一般的となる。これが現在のハワイコナの原型。
<H.N.グリーンウェル、コナまでの道のり>
1840年 ヘンリー、一攫千金を狙い、イングランドを離れ、オーストラリアへ。牧畜を営むが失敗。
1850年 ゴールドラッシュの波に乗り、カリフォルニアへ。しかし、仲間に裏切られ、途中で船を降ろされる。しかも背中を負傷。治療のためにホノルルへ向かう。
同年、コナに移り、土地を購入。農業(オレンジや牧畜)をしながら、現在グリーンウェル農園のある、ケアラケクアに雑貨店を経営し始める。後に40年あまりの歳月を費やし、田園地帯のコナにコーヒー農園を作り上げる。
農園訪問記はコチラ。
品名 | グリーンウェル |
生産国 | ハワイ |
地域 | ハワイ島コナ地区ケアラケクア |
生産者 | グリーンウェル農園 |
クロップ | 2009/2010 |
規格 | エクストラファンシー |
欠点規格 | 0-8/300g |
スクリーン | スクリーン19 |
木の品種 | ティピカ |
その他 | 標高600-800メートル、ホシダナを使用した天日乾燥を主体に仕上げは機械乾燥、 |
精製方法 | セミウォッシュ |
開花時期 | 6月 |
収穫時期 | 9月-3月 |
船積時期 | 2009年12月-3月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー |
AROMA | 8 |
ACIDITY | 8 |
BODY | 7 |
FLAVOUR | 8 |
AFTERTASTE | 7 |
ADD | 50 |
FINAL SCORE | 88 |
→→カッピングレポート |
CLEAN CUP | 8.0 |
SWEETNESS | 8.5 |
AROMA | 8.0 |
HARMONY | 8.0 |
ACIDITY | 9.0 |
BODY | 8.0 |
FLAVOUR | 9.0 |
AFTERTASTE | 8.5 |
BALANCE | 8.0 |
OVERALL | 8.5 |
FINAL SCORE | 83.5 |
→→カッピングレポート |