グアドループ・ボニフィエー

Guadeloupe Bonifieur

グアドループ島の品種。ジャマイカ・ブルーマウンテンの祖先。1721年、ジャマイカにコーヒーが伝わる7年前、ガブリエル・ド・クリューによってグアドループ島に持ち込まれたティピカである。コーヒー栽培は標高が高いバステール島で行なわれている。18世紀末には本土フランスへ年間6000トンものコーヒーを出荷していた時期もあったが、病害虫とハリケーンによる被害、労働力不足、バナナ生産の拡大によって次第にコーヒー生産は減少し、1965年には統計上のデータから消え去ってしまった。