1931年に、タンガニカ北部(現在のタンザニア、キリマンジャロ州付近)のブロンズチップ・ブルボン(若葉がブロンズ色)からせレクトされ、後に「タンガニカの耐乾品種」として研究開発された品種。1935年にスコット・ラボラトリー(当時ケニアでのコーヒー研究を行っていた機関)によって発見され、繁殖させた。SLは、スコット・ラボラトリーの頭文字。28番は、さまざまな品種をその特徴ごとに連番でつけていたもの。収穫性が高く、干ばつに強く、高地に適している。カップクオリティーは高く、幅広の葉と赤みがかった若葉が特徴。ケニアでもっとも広く栽培されている品種。