SL14

1931年に、タンガニカ北部(現在のタンザニア、モンジュール地区付近)のブロンズチップ・ブルボン(若葉がブロンズ色)からせレクトされ、後に「タン ガニカの耐乾品種」として研究開発された品種。1935年にスコット・ラボラトリー(当時ケニアでのコーヒー研究を行っていた機関)によって発見され、繁殖させ た。SLは、スコット・ラボラトリーの頭文字。14番は、さまざまな品種をその特徴ごとに連番でつけていたもの。DRⅡ(Drought Resistant Ⅱ耐乾品種Ⅱ)からせレクトされた品種。低地栽培に適していているが、高地で栽培するとCBD(コーヒーベリー病)にかかりやすい。生豆はブルボン種のように丸い形状をしている。