2005/11/30

コロンビア コーヒー生産、予想を下回る見通し=降雨の影響で

コロンビア・コーヒー生産者連盟のシルバ会長は28日、ロイター通信に対し、9月以降続いている大雨の影響で、今年末時点および2006年初めの数ヶ月間の同国コーヒー生産が若干減少するだろうとの見通しを示した。
降雨量は中部のカルダス、キンディオ、リサラルダなどの各州と、南西部のコロンビア州など、同国コーヒー生産の40%前後を占める地帯で特に多くなっている。
同会長は「今年は、(雨の)影響が深刻なものにならないと予想されるが、これら生産州の生産量は予想を下回る見通しだ」と述べた。
同会長によると、04-05年度の同国コーヒー輸出額は15億6000万ドルと、過去7年間で最高となる見通し。
コロンビアの雨期は12月中旬に終わる。