2026/08/03

(NO.1859) テネシーワルツの曲が流れる    山田雄正

高倉健主演の映画『鉄道員(ぽっぽや)』のラストは、 

雪の積もったホームで鉄道員役の高倉健が倒れてエンディングとなるが、 

そのシーンではバックに“テネシーワルツ”の曲が流れる。

 

これには中年以上の年齢の人なら誰もが「おぅ!」と、感動して納得したことだろう。

この洒落た演出は高倉健からの提案だったというが、

別れても男というものは秘めた想いを持ち続けているものである。

 

55年も昔に付き合っていた彼女のことを、

今でも時より想い出すことがある。

 

男は女より女々しい気がするが、

こればかりはどうしようもない。

 

台所で女房が「クシュン」と小さなくしゃみをした。

現実が事実である。

 

 

03/葉月/2026      山田 雄正