コーヒー豆の値上がりは、世界的な供給不安と日本特有の円安が重なった“ダブルパンチ”で進んでいます。1ドル162円なんて、とんでもない歴史の逆流です。
生産地の収穫量減少は言わずと知れた地球温暖化・・・異常気象が続き、ブラジルでは霜害と高温、コロンビアでは豪雨等々で国際相場が上昇しています。コーヒー消費国では消費量が鰻登りで、輸入コストが大幅に跳ね上がりました。円安だけで見ても、数年前の価格が1.5倍になる計算です。
焙煎業者は仕入れ価格の上昇を吸収しきれず、小売価格に転嫁せざるを得ない状況で、スーパーのレギュラーコーヒーからスペシャルティまで広く値上がりが続いているそうです。つまり、国際市場の高騰と円安が同時に進んだことで、日本のコーヒー価格は世界の中でも特に厳しい構造になっているとのことです。ではどうするか❓
2050年問題などと悠長なことは言ってられません。そこでコーヒー人気に目を付けた国内業者は、規模の大小は兎も角として、国産コーヒー豆に本気で取り組みだしたそうです。冬場の低温にも耐える品種改良も徐々に成果を上げているとのTVニュースがありました。冬の暖房と夏の冷房、何だかんだで燃料値上げは頭知らずでしょうから、本当にそれなりの価格で国産コーヒーが出来るのでしょうか❓
筆者は大いに懐疑的です・・・・。
2026年7月1日 岡 希太郎