2026/06/15

(NO.1844) ロートルクラブやないかー! 小濱綱之

5日から12日まで、8日間に亘り神戸港発着の“飛鳥Ⅲ”に妻と乗船、今回は不運にも悪天候に遭い、我々は別府・鹿児島・奄美大島の寄港地ツアーをキャンセルした。 

船内で飲み喰いに明け暮れ、デッキ12の大浴場と露天風呂に朝・夕通い、日中はフィットネスジムやゴルフシュミレーターで体感型ゲームを楽しんだ。(ゴルフは100切れなくなり、やめてから10年ぶりのスイングに没頭した。スコアの結果は言わずもがな) 

9日の16時ごろ、大浴場へ向かってる際、出入口の暖簾手前5~6歩で、むこうから暖簾をくぐり素っ裸の70代男性がタオルを持って出て来た。私を見るなりあわてて戻った。大浴場じゃなく出入口だと気付き引き返した。この同一人物の行動には続きがあり、風呂からあがり服を着て帰ろうとして更衣室のキー付き棚から靴を持って、今度は大浴場へ向かった。すぐ気付いて引き返し出入口へ向かったが、これは結構重症のようである。

10日の朝、奄美大島に入港予定が荒天のため、前夜の19時に急遽予定変更し着岸した。もちろん着岸2~3時間前に船長より説明があり、下船する場合は明日の午後5時までお帰り願いますとのアナウンスがあった。9日20時ごろ、夕食レストランで妻と食事をしていたら、テーブルが2~3離れた窓際のテーブルで食事中の80代女性ふたりがレストランスタッフに「ここはどこ?」「はい、少々お待ちください」(スタッフはフィリピン人で詳しいことは日本人マネージャーへお伺い)、マネージャーが来て「こちらは奄美大島でございます」「あら、降りられるのかしら?」「はい、降りられますが、外は暗くて降りても騒がし居酒屋ぐらいしかございませんよ。お部屋へ帰ってお休みになられたほうがよろしいですよ」と暗に外出するなと言ってるようなもんだ。(外出され行方不明にでもなったらそれこそ一大事)

11日は朝から天候に恵まれ、屋久島・種子島が見えた。レストランで夕食を食べていたら、2~3離れたテーブルのご主人が隣りのテーブルのご夫婦に話し掛け「昨日、寄港地ツアー行ったら、バスのスタッフが「○○さん、こちらのバスですよ、どうぞ乗ってください」「いや、ワタシは南へ行くんじゃない」「いいえ、○○さんはこちらです」「なんであんたが決めるんだ。カネ払ってるのはワタシだぞ、ワタシに決める権利があるんだよ」・・・「結果はワタシが間違っていた。だめだねー、年には勝てないよ」

12日下船後、中央ふ頭よりJR神戸駅までのシャトルバスのなかでご婦人同士が「今日は雨にあたらなくて良かったわねー」「そうですよねー、これで傘でもささなければならないようなら、嘆きの船旅ですよねー」

秋田空港へ向かう、伊丹空港の搭乗ゲートに体格のいい若者から中年まで5~6人が機内に乗り込むまえに「秋田はクマが出るゆう話やぞ」「おおー、いまトイレにいっとる△△、どっちがクマか、わからへんぞ」トイレから戻って来た黒のTシャツを着た浅黒い腕っぷしの太い40前後の凄みの顔、まさしくクマも逃げ出しそうな風貌・体格だった。(13日~14日と全日本アームレスリング大会が秋田市で開催、それに出場する選手と思われる)

今回の船旅では若い新婚さんもいたが、やはり高齢者が多く、皆さんそれなりに楽しんでいるように思われた。

 

2026年6月15日  小濱綱之