今世紀初頭から、「コーヒーを飲んでいる人は肝臓がんになり難い」という研究論文が幾つも発表されました。ところが驚いたことに、「飲んで効くなら点滴すればもっと効!?と広告を出した医者が居たのです。これは本当の話で、医者はニューヨークの町医者でした。これには流石の米国医学会も「危険である!」と警鐘を鳴らした程でした。
それから20年を経て、今やコーヒーの話題は「老化とアルツハイマー病の予防」に変わりました。焙煎コーヒーに含まれているナイアシンや、浅煎りに多くて飲めばナイアシンに変わるトリゴネリンに期待が集まっているのです。ナイアシンを飲めばその日のうちにNAD(エネルギーを生み出す分子のこと)が増えて、ミトコンドリアが元気になって、老化が遅れ、脳も元気でいてくれるという実験データが増えています。
お察しの通り、再び「点滴大好き医者」が現れました。点滴の仕方は「NAD点滴静注」。全く効かないことは、世界の有名科学誌で証明済みなのに、そんなことはお構いなしの虚偽広告がネットに登場。嘘だと思ったら検索してごらん。ただし絶対に予約してはいけません。
もし読者がNADを増やしたいと思うなら、アメリカ産かスイス産のナイアシン(ニコチン酸)カプセルを買うことをお勧めします。コーヒーで補うなら、超浅煎りの #希太郎ブレンド があります。何故かと言いますと、国産のニコチン酸はこの国の市場から消えてしまったからです。一方、コーヒーはかつてないほどの人気です。最も大事なビタミンが市場から消えても、知らぬが仏の厚労省・・・皆さん、国には期待しなくても、コーヒーをお忘れなく。
2026年5月8日 岡 希太郎