2025/12/01

(NO.1786) 自堕落に生きながらえて 山田雄正

 

またひとつ年が暮れていく。 

時の過ぎ行くスピードは年齢を増すごとに加速しているような気がする。 

 

暦は年末、年の瀬、年の暮れに移り替わった。

現役のサラリーマン諸氏はこれから忘年会の日が続くことだろう。

 

銀座のクラブのママの話によれば、 

飲食代のツケを踏み倒すような男が出世しているという。 

きちんとツケを払うようでは見込みがないということになる。

 

それにしても交際費という言葉が懐かしい。

隠居の身では接待することも接待されることもない。

 

銀座、赤坂、六本木・・

料亭、クラブ、ソープランド・・

 

昭和の終りのバブリーだった時代を満喫しただけでも儲けものである。

 

『自堕落に生きながらえてまた師走』

 

 

01/師走/2025        山田 雄正