またひとつ年が暮れていく。
時の過ぎ行くスピードは年齢を増すごとに加速しているような気がする。
暦は年末、年の瀬、年の暮れに移り替わった。
現役のサラリーマン諸氏はこれから忘年会の日が続くことだろう。
銀座のクラブのママの話によれば、
飲食代のツケを踏み倒すような男が出世しているという。
きちんとツケを払うようでは見込みがないということになる。
それにしても交際費という言葉が懐かしい。
隠居の身では接待することも接待されることもない。
銀座、赤坂、六本木・・
料亭、クラブ、ソープランド・・
昭和の終りのバブリーだった時代を満喫しただけでも儲けものである。
『自堕落に生きながらえてまた師走』
01/師走/2025 山田 雄正