大相撲九州場所は千秋楽に横綱大の里が左肩鎖関節脱臼で急遽休場した。優勝決定戦で横綱豊昇龍と関脇安青錦が対戦し、安青錦が賜杯を手中に納めた。安青錦のスピード感と足・腰の強さねばりは現役力士で一番かもしれない。私は横綱大の里のファンのひとりとして大の里のケガが残念だったが、一日も早く完治に努め、来年一月場所の土俵に元気な姿で上がってもらいたい。
さて、最近、秋田県内の挨拶は「おはよう!」ではなく「クマ見だが?」。 今日、囲碁対局後、メンバーとコーヒーショップで世間話しに花(?)が咲いた。
メンバーの話題はやはりクマ、先日、薬をもらいに行き付けの個人病院へ行ったら先生が「クマ見たか?」「いやあー、見でえど思ってるどもながなが遭わねー!」「見ないほうがいいよ、襲われるリスクが高いから!」。 先日、秋田市の大森山動物園内にクマが出没し、動物園のスタッフが来園者を園外へ誘導、避難させたが、実は園内のクマ飼育場から一頭脱走したことが判明、麻酔銃で捕獲し所定の飼育場へ帰した。「ミステリー・ドラマだとよ、野生のクマが飼育されてるクマと入れ替わって何食わぬ顔でエサ食ってるんだや!」「そんたら、バカなことあるかー!」「バカで思い出したで、この前、長嶋茂雄のお別れ会、見たべ、長男いながったなー、実の親だや、なんぼ妹ど合わねっても、いねばならねべ、まどもでねえーな!」。
クマに襲われ亡くなられた悲惨なうわさが「うちの知り合いがクマに襲われ亡ぐなった家族がら聞いた話しだども、首引きちぎられ、頭からっぽだったどよ、なんと信じられねえー惨劇で、あらためでクマもまどもでねえーや!」
数年前からクマ対策のため、秋田県庁で働いでいるクマ専門家(人生経験の浅い女性)によるとクマに襲われたら「両膝と頭を地面につき両手を首の後ろに回し首を保護すると被害を最小限に防げる」と説明していたが、冬眠前のクマは必至でエサを探し求める。クマに襲われた被害者の状況を聞くにつけ、はたして最小限の被害とは何を指しているのか?・・・
2025年11月25日 小濱 綱之