今回の夏の選挙でコメ価格が争点になったが、個人的には、コーヒー価格が争点にあがらないのが不思議である。
また、朝、カフェに寄るか、どうするか、寄るとすれば何を頼むのか?も、毎日の争点である。友人にも、電車があまりに混んでいるため、1時間位早く来て、会社の近くのカフェで少し時間を過ごしてから出勤する者も多い。会社の一部フロアに、見晴らしの良い休憩室が存在するが、そこで出勤空間に入る前の朝の時間を過ごすにしても、その時間や空気は、どうしても微妙にカフェと違う。
ということで、在宅ワークでない日は、私は会社に着くと、コンビニのラテを買うか、またはカフェチェーンに寄ってから会社に行くか、毎回、真剣に悩むのである。
ところで、コンビニ・コーヒーについては、以下の記事が泣けてくるではないか(全文読めなくて申し訳ございません)。。。別に特定の会社を推奨しているわけではありません。このような類の記事があるという事実にやや感動しているのです。
コーヒー対決、300円以下のコンビニ・外食8社採点
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0374K0T00C25A7000000/
セブンカフェ、敗者復活戦が生んだ80憶杯
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD021Y20S4A800C2000000/
コンビニのアイスラテのLサイズが大体350円前後。近年のインフレをかなり感じる。また、コンビニごとに買い方、淹れ方の作法、味が違う。
特にアイスコーヒーが難しい。A店ではアイスコーヒー、アイスラテは専用の冷凍庫があり、そこに取りに行ってから、レジに並ばなければならない。
一方、B店では、レジで空のカップをもらい、マシンのところに行き、氷ボタンを押して氷を落とし込み、そのあと、隣の抽出用マシンに赴く。
会計も関門。会計機でけたたましく鳴る電子音がなかなかやるせない。有人会計の場合も、必ずしも心温まる雰囲気ではない、かもしれない。
また、抽出マシン付近でも、必ずと言っていいほど小さなアクシデントが毎回起こる。反射神経がないからである、と言われれば、それまでであるが、そこでぐったり疲れてしまうことも多い。なかなか1日を始めるにあたってはトホホである。
コンビニで、コーヒーを買う人々は、出勤前のなるはやモードであり、混んでいると、マシンの前の立つ位置になかなか気を使ったり、なかなか疲れるものである。休日の午前中の、近所のコンビニにおけるコーヒーマシンの長閑さ、まったり感は微塵もない。アイスコーヒーを「手にする」までに、少しばかり、くたくたになってしまう場合もあるのである。
というわけで、前置きが長くなりましたが、朝は、とあるカフェチェーン店に、寄ることが多い。しかしここで5分でも10分でも20分でもゆっくり座ってから出勤することは、なかなか意味の大きいことだと思う。世界平和は家庭から。家庭は個々人の生活から。個々人の生活は仕事から。仕事は毎日の朝から始まるのである。
そのカフェは、朝はジャズが流れている。世の中には、朝、仕事を始める時に適しているジャズも存在するようで、それをうまくチョイスして流している。まちがってもマイルス・デイヴィスや、セロニアス・モンクは流れてこないようだ。今のところは、、、。
2025年11月6日 デコッパチ