先週金曜日、妻と八幡平へ紅葉狩りに出掛けた。
噂どおり今年の紅葉は素晴らしかった。途中、右側にある玉川温泉を過ぎたところで、クラウンとポルシェが事故っている状況に遭遇し、この場所でおまわりや保険事故処理業者を呼ぶとなると簡単には来れそうもない山道である。事故車を横目で通過し可哀そうに思いなら、我が身に注意喚起を促した。
紅葉を楽しんだあとは鹿角市の湯瀬温泉へまっしぐら、宿泊先の湯瀬ホテルの温泉に浸かり、エレベーターに乗り部屋へ戻ろうとしたら、エレベーターのガラス張りから、いまにも崩壊しそうな古い「火の見やぐら」が川向うに見えた。いままで全く気付かなかった。何度も湯瀬ホテルに来ているのになぜ気が付かなかったのか、人間、見てるようで見てない。もしかして私だけなのか?。いや、妻も気付いてなかった。我々夫婦はただ興味がなかっただけかも、これも年齢を重ねた証拠だろうか。好奇心は若さの賜物と言う。
2025年10月27日 小濱 綱之