今日、囲碁同好会対局終了後、コーヒーショップでいつものように茶飲み話しをしていたら、知事である佐竹のお殿様を大っ嫌いな秀ちゃんが「佐竹がまたアホなことをぬかした!」と怒り心頭だった。
ようするにコメ値上がり騒動と21万トン消えた解決策として、秋田県ではコメの生産量を増やすべきだ。と消えた理由も明確ではないのにコメの収穫量を増やせば値上がりもしないし、消費に困ることもない。
今回のコメ不足が農家出荷の段階で前年に比べ、18万トンも多かったコメがJAなどの集荷業者の市場では21万トンも少なくなっていた。農家から出たコメがどこかで市場に出ないで隠蔽されていることになる。佐竹知事は前年より18万トンも多く収穫されていたことを知っててコメの生産量を増やせと言ってるのか。そのまえに佐竹知事(今月で4期つとめ、つぎの選挙には立候補しない)が2期目に秋田県はコメに頼っているからダメになるんだと声を大に豪語し、コメの生産に消極的だった経緯がある。それがどの口がコメの収穫量を増やせと言わせるんだろう。
秀ちゃんはつぎに4月6日知事選挙の立候補者2名について「選挙やるまえから勝負ついてるじゃねえーか!」と憤っていた。地方紙では事実上の一騎打ちと紙面を賑わしている。その実態は自民党県議会議員鈴木健太氏(49)前回の知事選に立候補しようとしたら自民党県連から現職の佐竹知事が立候補するから今回は諦めてくれと懇願された経緯がある。そして、もうひとりは、やはり自民党県副知事猿田和三氏(61)県職員の経歴で佐竹の腹心、その猿田氏には立民・国民・社民・共産党などが支持、鈴木氏には支持党が日本維新の会のみ、自民党は自主投票、公明党は未定。
なお、県議会が猿田氏支持19人、鈴木氏支持18人、無回答2人、市町村長が猿田氏支持15人、鈴木氏支持0人、無回答10人、県関係国会議員が猿田氏支持5人、鈴木氏支持0人、無回答3人。
個人的には経歴がたくましい鈴木氏を応援したいが、現状では多勢に無勢で勝負あり。鈴木氏の当選可能性としては若い方々の投票率アップしかない。
鈴木氏で秋田県が改革されるかはやってみなければ分からないが、猿田氏が当選したら佐竹知事となにも変わらない。昔から秋田県は保守が強くいまのままでなにが悪いという風習がある。
思案に悩む県民のひとりより。
2025年3月13日 小濱 綱之