2020/01/22

(NO.1199) 反省は最善の策!  小濱綱之

昨年末、カルロス・ゴーンのレバノンへの逃亡劇は保釈中の身ながら、まるでスパイ映画を想像させる大胆不敵な行動だった。また、いま世界の話題を集めているひとつに英王室公務から引退が決まったヘンリー王子とメーガン妃の今後についてマスコミの憶測が飛び交っていることである。

さて、昨日、会社OB会の役員会(8名)と新年会があり、まだ陽が沈まない15時半からスナックで飲めや歌えの宴会が始まった。

私がOB会の役員に就任したのは昨年の6月総会からであり、今回の新年会参加は初めてである。

事務局より役員会開催場所をスナックで行う旨、案内があったので、歌の1曲や2曲は披露しなければならないだろうと心の準備をし臨んだら案の定、歌わされ、ヘタッピーな歌を3曲も歌いヒンシュクを買った。

役員になってから、必ずアルコールのあとは駅前の100円で楽しめるコーヒーショップでコーヒーを飲み反省することもないのに反省会という名目で好き勝手な話題を取り上げ各家庭でのストレスを発散しているように感じられる。

今回も大相撲初場所中に休場した横綱白鵬が「2連敗したからと休場はずるいだろう!」「正代関の相撲が変わった。腰が重く簡単に押されなくなった!」など、イージス・アショア配備計画予定地の新屋地区に住んでいる役員からは「河野防衛大臣はイージス・アショア配備の危険度合を理解していないんじゃないか。

ハワイのイージス・アショア実験所を視察し近くに保育所があるから日本も配備候補地の近くに住宅・学校などがあっても問題ないとの視察見解だったが、実験所と配備地では標的となるリスクが全く違う!」と身に降りかかる可能性が大である本人は大いに憤慨していた。

また、先日の安倍首相中東訪問になぜなんのため昭恵夫人が同伴しなければならないのか、でしゃばり(失礼)首相夫人で有名なのはもうひと方、管元首相夫人がおり、お二人は東西の横綱といわれ甲乙つけがたいようである。

国会議員の不正行為に歯止めが掛からないお粗末さについて、与党も野党も国民が理解できない国会議員の特典(例えば、選挙違反など発覚しても報酬が支払われる規定、収賄などが明らかになっても議員解雇がないことなど)を改定する努力をしようとしない。

憲法改正も大事だろうが自分自身の身の回りを厳しくするのも大事なことで以前から起きている不適切な行為は適正な処罰を設けるよう改定しなければ、この先も永遠に続く問題である。

もうひとつ、安倍首相がサウジアラビア訪問の際、世界遺産を視察したと新聞紙上に掲載されていたが、世界遺産は観光するものではないか、視察は税金を使えるが観光となると私費につながる。

中身は違わねど言葉ひとつでとらえ方が変わる。

我々高齢者が集まると人を褒めることより批判することに生き甲斐を感じるようである。

逆にポジティブにいろんな人・物を褒める習慣を身につけなければと反省する必要がある。

 

2020年1月21日      小濱 綱之