6月30日、トランプ大統領の存在感があらためて世界に発信された。
G20のあと北朝鮮の金委員長との電撃会談、トランプ大統領が南北境界線を視察するという計画に前日打診を受けた金委員長が会いに来た。
ある程度は予測していたが、金委員長が来る確約はない。
私はロートル野球の練習試合終了後、自宅でシャワーを浴びテレビで二人の再会を目の当たりにし、まさに感動的なドラマを見ているようだった。
経営者として何度となく苦い経験があるトランプ大統領だからの発想と行動ではないでしょうか。
順風満帆歩んできた世襲議員には思いもつかない発想でしょう。
さて、昨日知人とコーヒーを嗜みながら参議院選挙の話をしていたら、7月4日参議院選挙の公示日に自民党の小泉進次郎衆議院議員が秋田選挙区の自民党現役立候補の中泉松司氏を応援に来秋し秋田駅前のアゴラ広場で応援演説を行った。
その応援演説を聞きに私は妻と出向いたことを知人に話したら、知人もその場で聞いていたという、知人は自民党支持派で自民党の大物が来秋し演説等があるとほとんど参加している。(ちなみに私はどちらかというと無党派)
今回の中泉候補者と小泉議員の演説について、私は知人に「中泉立候補が人口減少と人生100年を力説し、参議院生活6年間勉強させていただきましたと感謝の言葉も述べていたが、6年間もいてこの程度かとガッカリした。
それと世間一般的な話題だけで、いろんな課題についてどう取り組んでいくのか具体的持論がまったくない。
小泉議員もしかり年金問題に触れ応援演説していたが、じゃ今後どうするのか、またどうしたらハッピーになるのか具体的な案がないと忌憚のない意見を述べたら知人も、たしかに先日の選挙演説では中泉氏は言葉足らず、誰のための選挙なんだと問いたくなるような演説内容だった。
秋田県民と本人のための選挙なのに秋田のアの字も出てこない。
選挙権がある有権者は秋田県のために国会へ送り込むんだから秋田のために何をしたのか、またこれから何をするのか聞きたかった。小泉議員はほんの15分程度の時間しか割り当てられていないため、多くは語れなかった。
また、知人に
「いま、自民党も大変ですね。今回の参議院選挙でもし負けることがあれば安倍首相は辞任しますかね」
「いや、参院選で負けてもこのまま続投でしょ」
「先日、安倍首相がイランへアメリカとの仲介に出向きましたよね。それに伴いホルムズ海峡で日本タンカーが対米強硬派に攻撃を受けてアメリカが証拠をイランへ突きつけ、その後、歩み寄るどころか、より一層イランとアメリカがエスカレートしだした経緯というのは安倍首相が火種になったと一部のマスコミが騒いでいたんですが」
「安倍さんも秋田弁でイイフリコキ(ええかっこしいー)のところがあるから、安倍流の驕り高ぶりが中近東には通用しなかった。方角的に中近東は鬼門だろうね。数年前イスラエルを訪れたとき、ISに拘束されていた日本人が殺害された例もあるので、静かに行動しないととんでもないことになりかねないよ」・・・
7月21日参議院選挙の結果はいかに、どちらに転んでも平和と経済安定を望む有権者のひとりです。
2019年7月9日 小濱 綱之