2013/12/16

カウアイ島、ハワイ島、オアフ島、ジャマイカ(11) カウコーヒーミル

11月13日(水) 快晴

今日は、ヒロからカウ地区のカウコーヒーミルとラスティーズハワイアンを訪問し、それからコナ地区へ向かいます。

 

まずは、カウコーヒーミルへ。

オルセン氏とは、カウコーヒーミルで9時に待ち合わせ。

ヒロからカウコーヒーミルまでは約90キロ。約1時間半の道のり。

予定通り、9時に到着。すこしあとに、オルセン氏も到着。

高齢にもかかわらず、自ら運転してくるんですから、大したもんです。

カウコーヒーミルでは、農園ツアーを行っていて、当日も数組のビジターが説明を受けていました。

ウェットミル、ドライミル、倉庫、焙煎工場、ショップ(グッズの種類がたくさん)があります。

オルセン氏と一緒に写っている男性は、プロセシング・マネージャーのルイス・ダニエル。

 

オルセン氏がカウコーヒーミルを立ち上げたのは2010年秋。

それまでカウコーヒー生産者は、プロセシングをわざわざ100キロ先のコナ地区まで行って、やってもらっていました。

これを見かねたオルソン氏は、カウコーヒー生産者の時間と労力と費用節約のために、精製工場を立ち上げたのです。

ついでに自分の農園も。ハワイ有数の大富豪ですから、大したことはありません。

現在、カウコーヒー生産者の50%(30のうちの15)はカウコーヒーミルで精製され、「カウコーヒーミル」、「カウコーヒートレーディング」ブランドで販売されています。

 

カウコーヒーミルの概要

標高:510メートル

農園面積:1,800エーカー(栽培面積60エーカー、生産面積40エーカー、栽培目標100エーカー、350エーカーは他の生産者へ土地をリース)

栽培品種:ティピカ90%、レッドカツーラ5%、レッドカツアイ5%

ベリーボーラー被害:1%以下

収穫シーズン:9月~5月(6月以降は収穫せず廃棄、ピッカーはミクロネシアからの出稼ぎ)

精製方法:ウォッシュド80%、ハニー10%、ナチュラル10%(ショップでの一番人気はナチュラル)

生産処理能力:ウォッシュドベースで、7トンのチェリー/日

生豆販売実績:2012年 ドイツ向け400袋(45キロ)、ハワイ州および本土向け200袋(45キロ)

使用焙煎機:デートリッヒ12キロ釜、45キロ釜(15分焙煎)

焙煎量:45キロ釜で2~3バッチ/日

焙煎豆:カウコーヒーミル、カウコーヒートレーディング、として販売されています。