2010/09/29

グァテマラ農園視察ツアー その⑱

ドナド氏の自宅を後にしようとした時、ドナド氏の息子が帰宅。現在はコーヒー関係の仕事には就いていないようです。まだ新婚4ヶ月で、彼の奥さんは義父のドナド氏を手伝い、農園の企画・運営を担当しています。自宅を失礼する際、「これからどこに行くんだ」と聞かれ「エスキプーラという町に行って今夜は泊まる」と答えると「まぁ、45分位だな」と言われました。パディージャもここから1時間位だと言っていたのですが、前科があるため今一つ信用なりません。皆で絶対それ以上掛かると言っていると、案の定2時間以上掛かりました。じょじょに中米時間が読めるようになって来ました。

ホテルに着いたのは夜8時半過ぎ。そそくさとチェックインを済ませると、ここでもゴンザロが中米時間感覚を発揮。「それでは今から部屋に入って、1時間後にロビーに集合して食事に行きましょう!!」だそうだ。夜9時近くなのに今から1時間後に集合して晩飯を食うという感覚がわからんと言う事で、即却下。10分後に集合してレストランに向かいました。ホテルを出た直後にいきなり街中停電。自家発電のないお店は真っ暗。何とか明るいお店を探し出し夕食にありつけました。もし1時間後に集合してたら、大変な事になってたと思います。

夕食はグァテマラ料理。正直今だにメキシコ料理との違いは分かりません。私にはどちらかと言うと全てがメキシコ料理に見えます。ここでゴンザロが面白い物を無理やり注文。ミルクに氷を少々、お砂糖少々。そしてここに登場するのがアボガド。これをミキサーで混ぜて、ハイ出来上がり。抹茶オレのようで、正直エエッ!?と思いましたが、お味はと言うとこれが意外にも◎。カッパーのパディージャもご満悦の様子です。お店の人にも好評で、バーのカウンターで回し飲みしていました。因みにパディージャはコーヒーのカッパーだけでなく、料理コンテストのジャッジもします。こう見えて意外に繊細な味覚の持ち主のようです。今回グァテマラ滞在中、まともにコーヒーを飲んでいる姿を見ませんでした。本人曰く、不味い物は口にしないようにしているそうです。味覚がぶれるから。