マラウィ国境にほど近いムベヤ地区で行われている2002年にスタートした農民支援のプロジェクトです。
これまで農民たちは常に水不足に悩まされ、コーヒーの精製に非常に苦労していた。いくら良質な豆を作っても精製がうまくいかず、二流の豆に成り下がり、農 民たちの意欲も失われていった。それを見かねた男たちがいた。アフリカ最大の有機ココアの輸出会社、バイオランド・インターナショナルである。彼らはコー ヒー産地の中心のムベヤに水洗工場を、さらにイレヘ、ルンウェ、ムベヤ、ムボジの3地区9箇所に精製工場を建設。また、生産者たちを地区ごとに厳しく管理 し、独自のトレーサビリティーシステムを導入。そして、チェリーは、品質次第で相場より高い価格で買い上げ、豆の売り上げが上がれば、ボーナスを支払うよ うにした。こうした買い上げ方法が、生産意欲のなくなった農民たちを蘇らせた。
”HOPE”は、てっきり「希望」という意味かと思っていたら、"Highland Organic Product Export"の略でした。ムベヤ地区に23か所のウォッシング・ステーションを作り、貧しい生産者たちに質の高いコーヒーを作らせることによって、明日への希望を持たせる、まさに「希望」という意味のHOPEでもいいと思います。
品名 | ホープ・プロジェクト・ピーベリー |
生産国 | タンザニア |
地域 | 南部高地ムベヤ地区 |
生産者 | ムベヤ地区に住む小農家 |
クロップ | 2009/2010 |
規格 | PB |
欠点規格 | 0/300g |
スクリーン | スクリーン13-14 |
木の品種 | ブルボン、ケント、ブルーマウンテン、ティピカ、(ピーベリー) |
その他 | 26ケ所のウォッシングステーションにて精製 |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 7月-9月 |
収穫時期 | 9月-11月 |
船積時期 | 2010年4月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 33/DE/04/134 |