政情が不安定の中、再びマダガスカル・ブルボンが入ります。1000キロだけですが、今回は船で持ってくることにしました。
マダガスカル島のアラビカ種は、19世紀半ば、フランスの宣教師によってレユニオン島からコーヒーを持ち込まれました。しかし、1878年にサビ病 が蔓延し、壊滅状態になってしまいました。その後、アラビカ種からリベリカ種とロブスタ種の栽培に切り替わりましたが、リベリカ種の品質の悪さとロブスタ 種の収穫量の低さのため、切り替えは失敗に終わりました。1900年、アイボリーコーストとコンゴのロブスタ種が導入され、マダガスカル島はロブスタの一 大生産地となりました。アラビカ種はその後も細々と栽培され続けていました。
アンバトメナロハ地区のある首都アンタナナリボ南西部は、マダガスカル島のアラビカ種の主生産地です。将来的に増産の期待できるエリアです。
この豆のカッピング・レポートは、マネ・アルベス氏にお願いしました。
品名 | アンバトメナロハ |
生産国 | マダガスカル |
地域 | 首都アンタナナリボの南西、アンバトメナロハ |
生産者 | アンバトメナロハ地区の小農家から集買 |
クロップ | 2009 |
規格 | N/A |
欠点規格 | N/A |
スクリーン | スクリーン14アップ |
木の品種 | ブルボン |
その他 | 標高1,200メートル、火山灰土壌、現地の小農家がウォッシングステーションへチェリーを持ち込む |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 8月-11月 |
収穫時期 | 6月-10月 |
船積時期 | 2009年12月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー |
CLEAN CUP | 10.00 |
SWEETNESS | 10.00 |
AROMA | 7.50 |
HARMONY | 10.00 |
ACIDITY | 7.25 |
BODY | 7.25 |
FLAVOUR | 7.25 |
AFTERTASTE | 7.25 |
BALANCE | 7.25 |
OVERALL | 7.25 |
FINAL SCORE | 81.00 |
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