Bord du Lac Kivu

ボール・ドゥ・ラック・キブ(キブ湖のほとり)

  • 地域限定
  • 天日乾燥
  • 60Kg/ 入荷50 ·残0.0

◆商品説明

キブ湖をはさんだルワンダの対岸、コンゴの農民がつくるコーヒーです。

旧国名のザイールと言ったほうがなじみがあるかもしれません。モハメド・アリが名勝負「キンシャサの奇跡」をした国とか、史上最強といわれるウイルス「エボラ出血熱」が流行した国です。1997年に国名がコンゴ民主共和国に変わりました。いまだに内戦状態が続いています。ルワンダとの国境沿いには多くのコンゴ難民が住み着いています。コンゴ民主共和国の国土は世界でも12位という広大な面積をもつ国家で、ルワンダの国土の90倍。隣接する国は、コンゴ共和国、アンゴラ、ザンビア、タンザニア、ブルンジ、ルワンダ、ウガンダ、スーダン、中央アフリカの9カ国もあります。とにかくデカイ。内戦が終わって、真剣にコーヒー産業に力を入れたら、世界でも有数の生産国になるでしょう。そのテイストはワイルドなアフリカンタイプにバニラのようなフレーバーが混ざったような感じです。ルワンダとはまったく味が違います。ルワンダのように仕上がりはきれいではありません。

コーヒーがコンゴに持ち込んだのは、ベルギー人、フランス人、ドイツ人だそうです。1800年代後半から1900年初頭です。ちょうどベルギー国王の私有地であったコンゴ自由国の頃です。かなりひどく悲しい歴史があります。

◆SPEC

品名 キブ湖のほとり
生産国 コンゴ
地域 北キブ州キブ湖周辺
生産者 キブ湖周辺に住む農民
クロップ 2008/2009
規格 Kivu 4
欠点規格 N/A
スクリーン スクリーン15アップ
木の品種 ブルボン
その他 現在UTZに指導してもらって品質向上を目指している最中。
精製方法 ハンドウォッシュド。ハンドパルパーで実を取ったあと、大きなバケツで洗っています。まだまともな設備がないとのこと。
開花時期 7月-8月
収穫時期 3月-6月
船積時期 2009年7月
保管方法 定温保管
ロットナンバー 004/0026/0019

◆ケネス・デーヴィッズ氏鑑定

AROMA8
ACIDITY8
BODY8
FLAVOUR9
AFTERTASTE9
FINAL SCORE92

◆官能評価講評

とにかく甘い。かすかにファーメントのアロマ。スパイシーな香木、チェリー系の味。深みのある酸味。シロップのような口当たり。クリーンでフルーティーなあと味。

→→カッピングレポート

ボール・ドゥ・ラック・キブ
ルワンダから見たコンゴ国境
生産地
13番が生産地ノース・キブ
ノース・キブ
石でパルピング
手作りパルパー
コンゴの子供たち
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  • 2)カップ品質でロットを選び取っていますので商品名の後にロット番号の最終末尾を明記しています。例)CAMPO ALEGRE1436
  • 3)日本に入荷した時期や保管方法も開示いたします
各種マークの説明:
  • 単一農園単一農園:限定された農園・生産者が明らかな商品:
  • 地域限定地域限定:産出する農協限定など生産地域が限定された商品:
  • 天日乾燥天日乾燥:乾燥工程で手間暇かけた天日乾燥の原料を使用した商品:
  • 原種豆限定原種豆限定:コーヒーの木の原種のみを厳選した商品:
  • 品質認証済み品質認証済み:スペシャリティー協会・有機栽培など第3者による品質証明書付き、または準ずる商品:
  • オークション・品評会入賞品オークション・品評会入賞品:品評会入賞品:ネットオークション・各種品質コンテスト入賞商品:
  • サステイナブル・コーヒーサステイナブル・コーヒー:有機・環境・公正貿易の観点に配慮した地球と人にやさしい珈琲: