足掛け3年、ようやく手に入りました!マダガスカルのブルボン。合計275キロだけなので空輸にしました。
マダガスカル島のアラビカ種は、19世紀半ば、フランスの宣教師によってレユニオン島からコーヒーを持ち込まれました。しかし、1878年にサビ病が蔓延し、壊滅状態になってしまいました。その後、アラビカ種からリベリカ種とロブスタ種の栽培に切り替わりましたが、リベリカ種の品質の悪さとロブスタ種の収穫量の低さのため、切り替えは失敗に終わりました。1900年、アイボリーコーストとコンゴのロブスタ種が導入され、マダガスカル島はロブスタの一大生産地となりました。アラビカ種はその後も細々と栽培され続けていました。
このアンジョマ・イツァラ地区でのアラビカ種の栽培の歴史は古く50年以上に及びます。このコーヒーは12ヘクタールの試験農場で栽培および精製された限定豆です。このエリアのほかにファンジャカナとマンギディをあわせた3エリアで約500名の農民が働いています。昨年から栽培量を増やし始めたようですが、資金不足のため大規模な増産は出来ないのが実情です。当然農薬を買うお金がないので自然のままのオーガニック栽培です。
| 品名 | アンジョマ イツァラ |
| 生産国 | マダガスカル |
| 地域 | マダガスカル南部フィアナランツォア東西武 |
| 生産者 | アンジョマ イツァラ地区の小農家からの集買 |
| クロップ | 2007 |
| 規格 | N/A |
| 欠点規格 | N/A |
| スクリーン | スクリーン 14アップ |
| 木の品種 | ブルボン |
| その他 | 標高1,300メートル、12ヘクタールの試験農場から収穫された豆、この土地にレユニオン島からコーヒーが持ち込まれた、 |
| 精製方法 | フルウォッシュド |
| 開花時期 | 8月-11月 |
| 収穫時期 | 6月-10月 |
| 船積時期 | 2008年2月 |
| 保管方法 | 定温保管 |
| ロットナンバー |
| CLEAN CUP | 9.0 |
| SWEETNESS | 9.0 |
| AROMA | 9.0 |
| HARMONY | 8.0 |
| ACIDITY | 8.0 |
| BODY | 8.0 |
| FLAVOUR | 9.0 |
| AFTERTASTE | 9.0 |
| BALANCE | 8.0 |
| OVERALL | 8.0 |
| FINAL SCORE | 85.0 |
| →→カッピングレポート |