インドネシア領ニューギニア島パプア州のティピカ。通常の輸送手段がないため、これまでほぼ現地消費のみだったレアなコーヒー。今回は軍用機でジャカルタまで輸送し、そこから航空便で日本へ。
17世紀にオランダ東インド会社(VOC)がジャワ島に持ち込んだ最初の品種は、イエメン由来のティピカだった。ジャワ島ではほぼ絶滅しかけていたティピカだが、海抜1,400メートルの涼しい気候に恵まれたパプア中央山岳地帯で自生している。
1960年代、オランダ人宣教師たちは、その地域の住民にコーヒーの種を渡し、栽培してもらっていた。歴史を辿ると、モディオ村は、パプア中央高地において、オランダ人宣教師たちが初めて足を踏み入れた内陸地域だった。記録によれば、1956年から1962年にかけて、カトリック司祭のヘンク・スミス神父がモディオでコーヒー栽培をしていたことが書かれている。
当時、宣教師や生活必需品をその僻地へ運ぶには飛行機を利用せざるを得ず、帰路は空荷で戻らなければならなかった。そこで、機内のスペースを有効活用すると同時に、農民たちが生産した高付加価値の農産物を地方の都市へ運ぶために、コーヒー豆を活用した。これはある意味で、宣教師たちが奉仕する人々の生計を支え、向上させることにもつながったのだった。
2015年、アルフォンスス・ビル・キラ神父は、ジャワでの安定した生活を離れ、パプア内陸部へ赴任してきた。モディオ村は急流のマピア川に隔てられ、乾季以外は外界との往来な困難な地域。住民の主な生業は、コーヒー・玉ねぎ・伝統編み袋。神父がそれらの商品を町へ運んで、店に卸している。売れれば、その代金は生産者に還元され、地域内で循環させている。インフラ整備が進む中で、外部資本や都市経済に依存するのではなく、地域自身の経済力を育てることを選んだ。「開発が来た時に、人々が自分の土地の主人であり続けてほしい」。これが神父の願いである。
| 品名 | モディオ ティピカ |
| 生産国 | インドネシア |
| 地域 | 中部パプア州ドギヤイ県中央マピア地区モディオ村 |
| 生産者 | モディオ教会コミュニティー |
| クロップ | 2025/2026 |
| 規格 | G-1 |
| 欠点規格 | |
| スクリーン | スクリーン16アップ |
| 木の品種 | ティピカ |
| その他 | 標高1600-1800メートル、 |
| 精製方法 | ウォッシュド |
| 開花時期 | 2025年9月 |
| 収穫時期 | 2026年5月-7月 |
| 船積時期 | 2026年9月空輸 |
| 保管方法 | 事務所にて保管 |
| ロットナンバー |