20年ほど前、メキシコからピッカーとしてやってきたレイノルド・カンシーノ。いまではコナコーヒー最大の取扱業者に成長。年間取扱高10000袋。成り上がり!
農園主のレイノルド・カンシーノはメキシコからの移民組。メキシコでの暮らしぶりはかなり貧しかったという。コナに来たのは今から20年ほど前。コーヒーピッカーとして出稼ぎにやって来た。勤勉は成功の母をモットーに働いたレイノルドは、マウナロアの未開拓の斜面に土地を購入し、コーヒー栽培を始めた。数年後、すべての貯蓄をつぎ込み、プロセシングミルを設置した。さらに自分の農園だけでなく、近隣の生産者からもチェリーをかうようになると、コーヒービジネスは一気に拡大していった。レイノルドは家族総出で農園を運営しているので、農園名をカンシーノ家族農園と命名している。レイノルドは、コーヒーピッカーからコーヒー農園のオーナーへ転身を遂げたアメリカンドリームの体現者である。
ハワイコナのティピカには、ハワイアンティピカとグアテマラティピカの二系統がある。ハワイアンティピカは、200年ほど前にブラジルから持ち込まれたティピカ。グアテマラティピカは、1892年にグアテマラからハワイ島のハマクア地区に持ち込まれ、ハワイ島で広く栽培されるようになり現在のコナコーヒーの元となっている。ハワイアンティピカの葉はヒダがあるのに対し、グアテマラティピカの葉はストレート。ハワイアンティピカの方がチェリーの付き具合が低い。カップ的にはあまり変わらない。
品名 | ハワイコナ・エクストラファンシー カンシーノ・ファミリー 2025 |
生産国 | ハワイ |
地域 | ハワイ島コナ地区カイルアコナ |
生産者 | レイノルド・カンシーノ |
クロップ | 2024/2025 |
規格 | コナエクストラファンシー |
欠点規格 | 8欠点/300g |
スクリーン | スクリーン19アップ |
木の品種 | ティピカ(グァテマラティピカ) |
その他 | 標高240‐720メートル 、年間降水量900‐1000ミリ、天日乾燥と機械乾燥併用 |
精製方法 | ウォッシュド |
開花時期 | 2024年1月-4月 |
収穫時期 | 2024年12月-2025年1月 |
船積時期 | 2025年6月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 2513607 |