沖縄県国頭郡東村にある又吉コーヒー園。久しぶりの沖縄コーヒー。英国からたっての希望で2キロを輸出。
沖縄県にコーヒーノキが栽植されたのは1875年(明治8)12月。きっかけをつくったのは、当時海軍中将だった榎本武揚だった。
1874年(明治7)、榎本が明治政府へコーヒーノキを導入する建議書を提出。明治政府はこの建議に応じて、オランダへコーヒーの苗木を500本発注した。届いた熱帯有用植物は17種類、その中に112本のコーヒーの苗木が含まれていた。1911年(明治44)には、本部町、今帰仁村、名護市、石垣島等でコーヒー栽培が行われていた。
大正時代に入ると、コーヒー栽培だけでなく、喫茶店や西洋料理店も登場。
1934年(昭和9)には、木村珈琲店(現キーコーヒー)が、現在、又吉コーヒー園がある国頭郡東村佐慶次でコーヒー栽培に着手した。1920年(大正9)に横浜で創業した木村珈琲店は、1931年(昭和6)、当時日本の統治下にあった台湾に進出し、コーヒー事業を開始した。その種子を生産する拠点が沖縄だったのである。
残念ながら、戦争の激化、終戦を経て、台湾のコーヒー農園は手放し、コーヒー事業は終了してしまった。
戦後の沖縄コーヒー史は、1960年代に、現うるま市でコーヒー栽培を始めた和宇慶朝伝氏から始まる。
それから50年近くの時を経た2016年に、滞在型コーヒー園リゾート、又吉コーヒー園がオープンした。「品質・味ともに優れた安心・安全な"OKINAWA"ブランド・国産有機コーヒー豆を世界に届ける」ことを目標としている。コーヒーの収穫や焙煎など、様々な体験プログラムが用意されている。宿泊施設のコテージは全室オーシャンビュー、テントをレンタルしてキャンプも出来る、やんばるの大自然を味うことが出来る。
| 品名 | 沖縄 イエローブルボン | 
| 生産国 | 日本 | 
| 地域 | 沖縄県国頭郡東村 | 
| 生産者 | 又吉コーヒー園 又吉拓之 | 
| クロップ | 2023/2024 | 
| 規格 | 公式な規格なし | 
| 欠点規格 | 丁寧にハンドピックしているのでほぼ欠点なし | 
| スクリーン | スクリーン14アップ | 
| 木の品種 | イエローブルボン | 
| その他 | 標高40メートル、 | 
| 精製方法 | ハニー | 
| 開花時期 | 2023年4月-5月 | 
| 収穫時期 | 2024年1月ー2月 | 
| 船積時期 | 2025年6月空輸 | 
| 保管方法 | 事務所にて保管 | 
| ロットナンバー | H-43 |