クライスデールピーベリーの23/24クロップが入荷。セントアンドリュー教区内の平均標高1000メートルにある生産地として知られ、ブルーマウンテンコーヒーの生産地の中央に位置している。ロット124。
クライスデールの歴史
クライスデール農園は、1787年、英国人コリン・マクラーティー博士によって創設された。ジャマイカに旅行でやってきたが、好きになった土地に永住してしまった。コーヒーを商業ベースで生産した最初の農園のひとつである。当時の教区名はポートロイヤルであり、その後セントアンドリューに変更された。
この地区で生産されるコーヒーの品質がいいことに気づいた農民たちは、マクラーティー博士に続けとばかり、クライスデール農園の近隣にコーヒーを栽培し始めた。こうしてクライスデール地区のコーヒー栽培は広がっていった。クライスデール農園のコーヒーは1800年代始めにはすでに輸出されていた。
現在、クライスデール農園は運営はされていないが、当時の精製工場、乾燥場、水車は200年経った今も現存している。かつてハネムーンの常宿だった工場に隣接するクライスデール・グレート・ハウスは、国家遺産としてジャマイカ政府によって指定されている。
クライスデール地区の生産者は、ティピカ種の素晴らしいコーヒーを作り続けている。クライスデール・ブランドはこの地区で収穫されたブルーマウンテンである。他の追随を許さない、そのアロマは、今日でも変わらない。
このクライスデール農園には1820年代に建設されたウェットミルが残っている1800年にオーナーのコリン・マクラーティーがチェスターベール農園を4分割し、半分をウィリアム・グリフィスに売却(のちのニューポートヒル)。4分の1の329エーカーがクライスデール農園となった。建造物はフランスの影響を受けたドーマー型。記録に残るクライスデール農園の最大生産量は、1829年の77,564ポンド(35トン)。現在、この建造物は歴史遺産として、国が管理している。
品名 | ブルーマウンテン ピーベリー クライスデール |
生産国 | ジャマイカ |
地域 | セントアンドリュー教区クリフトンマウントおよびクライスデール |
生産者 | セントアンドリュー教区クリフトンマウントおよびクライスデールの生産者 |
クロップ | 2023/2024 |
規格 | PB |
欠点規格 | 3%未満 |
スクリーン | スクリーン10アップ |
木の品種 | ティピカ |
その他 | 標高:1000-1250メートル、天日乾燥と機械乾燥の併用 |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 2023年4月-5月 |
収穫時期 | 2023年2月ー4月 |
船積時期 | 2024年10月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 100/11/124 |