バルマアディ農園で拾われるジャコウネコ・コーヒー。インドではモンキーパーチメントと呼ばれている。1キロ袋で40キロ個が入荷!
バルマディ農園は、インド南部のタミルナドゥ州ニルギリ地区にあり、アラビカコーヒーだけでなく、ステビアとカルダモンも栽培している。ニルギリ山脈の有名な丘陵リゾート地ウーティの近く、オーバレーにある。150年以上前にスコットランド人のジョン・オクタロニーという進取の気性に富んだ人物によって開発されたオーバレー農園群の一部である。
コーヒーは、ショラと呼ばれる原生の熱帯山地林の木陰で栽培されている。在来のショラの木の他、ジャックフルーツ、イチジク、アルビジア、アフリカンニーム、杉などがある敷地内には、たくさん野生動物が生息している。日没後、この農園は野生動物の聖域となる。静寂は、ヒョウの追跡から逃れる鹿の必死の叫び声や、バナナ畑の餌を求めて川に向かう象の群れのうなり声で破られることもある。太陽の光が敷地を照らす前から、鳥の鳴き声や、襲いかかる猿たちの騒々しい音が目覚まし代わりとなっている。
バイオダイナミック農法を導入している敷地内では、野生のジャコウネコが自然の味に惹かれて食べにやってくる。
「なんで、モンキーパーチメントと呼ぶの?」と問い合わせると、「95%はジャコウネコが食べて出したもの、5%は猿がチェリーを食べて、種をぺッと吐き出したもの」だという。インドでは英国統治の時代から「猫コーヒー」のことを「モンキーパーチメント」と呼ばれている。
品名 | インディアン・シベットキャット2024 |
生産国 | インド |
地域 | タミルナドゥ州ニルギリ |
生産者 | バルマアディ農園界隈に生息するジャコウネコ |
クロップ | 2023/2024 |
規格 | プランテーションバルク |
欠点規格 | N/A |
スクリーン | スクリーン16/17主体、スクリーンレンジ14-18およびピーベリー混入 |
木の品種 | ケント |
その他 | 標高1400-2000メートル、バイオダイナミック・オーガニック農法を導入、スイスIMO オーガニック認証、年間降雨量2000ミリ |
精製方法 | バイオダイナミック農法を導入しているバルマアディ農園を野生のジャコウネコが食べて排泄したもの |
開花時期 | 2023年3月-4月 |
収穫時期 | バルマアディ農園のドロップコレクター次第 |
船積時期 | 2024年11月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 14/2901/2024/136 |