アリーチャ・ウォッシングステーションでプロセシングされたイルガチャフェG1。 アリーチャの生産農家650名(平均2ヘクタール、計1300ヘクタール)のイルガチャフェのロットをブレンドして作り上げられたスペシャルロッット。COVOYA Specialty Coffee は、Olam Specialty Coffee が社名変更したもの。Collaboration(コラボレーション)とVoyage(航海)を合わせた造語。
アリーチャ・ウォッシングステーション近隣の生産者は、ほぼ皆1ヘクタールにも満たない農地でコーヒーを栽培している零細農家である。コーヒーは換金作物で、ジャガイモ、マンゴ、アボガドなどは最低限の生計のために栽培している自給用作物である。彼らの収入は限られているため、化学肥料、殺虫剤、除草剤を購入する余裕はなく、100%オーガニックと言える。輸出業者であるBNT社は、少しでもいいチェリーを買い上げるために、チェリー価格にインセンティブを乗せている。集められたチェリーはウェットミルで選別され、精製されて仕上げられる。
エチオピアの品種は、在来種といわれ、明確な品種特定はされていないが、どうやらふたつのグループに分けられるようである。ひとつは南部の栽培品種、もうひとつはジンマの農業試験場で1974年に研究栽培されたゲデオ地区の品種という。いずれにしても他に類を見ないキャラクターを持つイルガチャフェであれば、少しくらいファジーな部分があっても誰も文句は言わないだろう。
品名 | イルガチェフェG-1 ウェギダブルー ウォッシュド 155 |
生産国 | エチオピア |
地域 | ゲデオ県アリーチャ |
生産者 | アリーチャ・ウォッシングステーション近隣の零細農家 |
クロップ | 2023/2024 |
規格 | G-1 |
欠点規格 | 0-3/300g |
スクリーン | スクリーン14アップ |
木の品種 | エチオピア在来種 |
その他 | 生産農家650名、標高:1900-2000メートル、赤褐色土壌、年間降雨量:1800-2000ミリ |
精製方法 | ウォッシュド |
開花時期 | 2023年1月-2月 |
収穫時期 | 2023年10月-2024年1月 |
船積時期 | 2024年7月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 010/0343/0155 |