チャニアリバー農園が栽培している別品種、ケニアでは珍しいSL14。
ハリース家がウェールズから南アフリカに移住したのが1820年。1904年にアイバン・ハリースが南アフリカからナイロビに移り住み、チャニアリバー農 園とカラマイニ農園を購入。1907年にカラマイニ農園のみに力を入れるため、一旦チャニアリバー農園を売却するも、1926年に買い戻す。現在は、4世 代目のデビッド・ハリースと5代目のボイス・ハリースが農園を運営している。オレティ農園は、43エーカーのみの小農園。3世代目のピーター・ハリースが1953年と1961年にSL14を栽培し始めた。低地栽培に適したSL14は、1500メートルの高地にある農園だと、CBDにかかり易く、栽培は難しいが、SL28とは違うフレーバーを有する品種にほれ込んだピーターが栽培し続け、世代が替わっても、その味は変わらない。
SL14が栽培されているブロック名は、「ムフティ」という。チャニアリバーの流れる斜面に沿って栽培されているコーヒーの隣で育っているケニア原産の「レッド・ホット・ポーカー」のことを現地キクユ語で言ったもの。先端の尖った針状の花は鮮やかな赤色を有し、フレーム・ツリーに似ている。
| 品名 | チャニアリバー SL14 |
| 生産国 | ケニア |
| 地域 | ティカ |
| 生産者 | オレティ農園 |
| クロップ | 2006/2007 |
| 規格 | AA |
| 欠点規格 | N/A |
| スクリーン | スクリーン17-18 |
| 木の品種 | SL14 |
| その他 | 標高1500メートル、 |
| 精製方法 | フルウォッシュド |
| 開花時期 | 2月-4月 |
| 収穫時期 | 9月-12月 |
| 船積時期 | 2007年3月 |
| 保管方法 | 定温保管 |
| ロットナンバー | 37/37/653/423 |
| CLEAN CUP | 8 |
| SWEETNESS | 8 |
| AROMA | 8 |
| HARMONY | 8 |
| ACIDITY | 8 |
| BODY | 8 |
| FLAVOUR | 8 |
| AFTERTASTE | 8 |
| BALANCE | 8 |
| OVERALL | 8 |
| FINAL SCORE | 80 |
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