ニンガ・ウォッシングステーションは、ニンガ・ブンバ・ギクの3地区から持ち込まれるコーヒーを精製している。このロットはニンガの生産者が持ち込んだロット1。
ニンガ・ウォッシングステーションは、「ロングマイルズコーヒープロジェクト(LMCP)」によって建設されたウェットミルである。土地の取得は2017年だったが、ブルンジ当局の認可遅延により稼働したのは数年後となってしまったが、ニンガ・ブンバ・ギクの3つのエリアの零細農家からのチェリーを精製している。
LMCPは、2011年、ブルンジコーヒー生産者と世界の焙煎業者の橋渡しをすべく、ブルンジに移住したベン&クリスティー・カールソン夫妻によって創設された。2013年、農家主導のコーヒー生産モデルとしてLMCPをスタートした。初めてのコーヒーシーズンは、わずか50軒のコーヒー生産者の協力しか得られなかったが、今では5500軒以上、11エリアの生産者たちが協力してくれるまで成長している。ブケイェ・へザ・ニンガの3か所のウォッシングステーションは、年間生産量60キロ未満の零細農家たちの協力を得ながら運営している。栽培指導、生産協力、マーケットアクセス、収入改善、キビラ森林再生プロジェクトを共有している。
各農家が収穫したチェリーは、フローター選別をして、完熟チェリーのみをニンガ・ウォッシングステーションへ持ち込む。パルピングした後、12時間のドライファーメンテーション、24時間のウェットファーメンテーションのダブルファーメンテーションを行う。フレッシュウォーターで軽く洗い流し、リンスタンクで4-6時間漬ける。ソーキング後、シェード付のドライベッドで、パーチメントの表面乾燥をしつつ、虫食いや不完全パーチメントの手選別除去を行ってから、天日乾燥用のアフリカンベッドへ移し替え、16-20日間かけて乾燥させていく。
品名 | ニンガ ニンガ1 #1702 |
生産国 | ブルンジ |
地域 | カヤンザ県ニンガ |
生産者 | ニンガの生産者764名 |
クロップ | 2022/2023 |
規格 | FWA |
欠点規格 | 0-6/300g |
スクリーン | スクリーン15アップ |
木の品種 | ブルボン |
その他 | 標高1800-2000メートル、コーヒー167000本、 |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 2022年7月 |
収穫時期 | 2023年4月ー7月 |
船積時期 | 2023年9月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 27/01/1702 |