2004年に誕生したモゴラのコミュニティーコーヒー。カツアイとIH-90のブレンド。
2004年に誕生したモゴラの40名(女性24、男性16)の生産者で作るコミュニティーコーヒー。生活向上を目的に結成し、スペシャルティーコーヒーを組合を通さずにダイレクトトレードを目指している。モゴラという場所は大西洋と太平洋の気候の影響を受けるため、マイクロクライメイト(微細気候)が他とは違うコーヒーを育む。ソルサルは、野鳥のツグミのことで、カナダからメキシコ・ホンジュラスにかけて分布している。
ホンジュラスはメキシコに次ぐ中南米のコーヒー生産大国である。2011年の生産量はメキシコを上回り、中米最大となった。日本への入荷はグアテマラ、エルサルバドルに次ぐ量を誇るが、シングルオリジンコーヒーとしての地位は確立されておらず、主にブレンドの原料となっている。2004年からインターネット・オークションを開始。零細農家単位で探せば、素晴らしいコーヒーに出会うことがある。カップオブエクセレンス中米開催国としてはグアテマラ、ニカラグア、エルサルバドルに次いで4カ国目である。ホンジュラスにコーヒーがいつ頃伝わったかという正確な記録はないが、言い伝えによれば、19世紀初頭、パレスチナ移民がコスタリカからオランチョの地に持ち込み、栽培を始めたという。
1866年ドイツ人移民ヘルマン・バウシュがマルカラの地でコーヒー栽培を始めた。1876~1880年の自由主義革命でコーヒー栽培が広まるが、近代的なコーヒー栽培になるのは、1970年代に入ってからである。ドイツ人移民がマルカラとその周辺に住み始めたことに加えて、穀物の工業化の波が後押しした。現在、ホンジュラスの中でも高品質のコーヒーを生産するマルカラは、DOP(原産地名称保護制度)が導入され、そのブランドイメージを保護している。
| 品名 | ゴールデンソルサル | 
| 生産国 | ホンジュラス | 
| 地域 | ラパス県モゴラ | 
| 生産者 | モゴラコミュニティーコーヒー | 
| クロップ | 2022/2023 | 
| 規格 | SHG スペシャルティー | 
| 欠点規格 | |
| スクリーン | スクリーン15アップ | 
| 木の品種 | カツアイ、IH‐90 | 
| その他 | 標高1500‐1700メートル、年間降水量2700ミリ | 
| 精製方法 | フルウォッシュド、24時間発酵 | 
| 開花時期 | 2022年4月-5月 | 
| 収穫時期 | 2023年1月ー4月 | 
| 船積時期 | 2023年6月 | 
| 保管方法 | 定温倉庫 | 
| ロットナンバー | 13-151-028 |