Rishikesh Organic Farm 2023

リシケシュ・オーガニックファーム 2023

  • 単一農園
  • 天日乾燥
  • 原種豆限定
  • 30Kg/ 入荷50 ·残48.0

◆商品説明

ネパールコーヒー発祥の地グルミ郡に誕生した新しい農園リシケシュ・オーガニックファーム。リペッシュ・カンデル(29歳)という若い起業家が24歳の時に始めた観光農園。今年で買付2年目。

リシケシュ・オーガニックファームは、ルペッシュ・カンデルが24歳の時に始めた観光農園。ルペッシュが中心となって、シリンガ村の140名が栽培を手伝い、主に外国人向けにコーヒー農園宿泊ビジネスを行っている。

リシケシュとは、グルミ郡にある有名な寺院の名前。インドにも同じ地名があり、そこはヒンドゥー教の聖地である。

コーヒーはパーチメントまでリシケシュ農園で行われ、最終工程は輸出業者チャウタリコーヒーが所有するカトマンズのドライミル、ブッダ工場で行われ、空輸される。

有機栽培を行っているが、認証されたものではない。ネパールコーヒーボードからコーヒー栽培には農薬を使わないように言われているようだが、近年サビ病とベリーボーラー被害が増えてきているため、生産者は頭を痛めている。将来的にはある程度の農薬を使う方向にいくだろう。

一般情報として、グルミ郡は、ネパールの首都カトマンズから西へ300キロ、車で12時間もかかる。亜熱帯による温暖な気温と常に変化する気候によって幅広い生物多様性の世界がある。面積の37%が森林と草原に覆われ、27%が農業用地として使用されている。グルミ郡には55の組合があり、1740名のコーヒー生産者が参加している。コーヒーの栽培標高は1200メートル以上あり、2023年は栽培面積225ヘクタール、28トンの生豆を生産。2024年は栽培面積は241ヘクタールに広がり、生豆生産が30トンになると予測されている。

ネパールは海外に出稼ぎに行くことが多いが、海外でのコーヒー文化に惹かれ、グルミ郡でも出稼ぎに戻らず、ルペッシュのように先祖が残してくれた土地でコーヒー栽培を始める世代が出てきて、少しづつ村に戻ってきているトレンドがあるという。

ネパールにコーヒーが伝わったのは1938年で、グルミ郡で栽培が始まったが、グルミ郡でコーヒー栽培を広めたのはビレンドラ国王であるというのが、地元での定説になっている。国王が1959年に英国に留学していた時にコーヒーに出会い、感銘を受けたと言われている。残念ながら、ビレンドラ国王は2001年6月のネパール王族殺害事件で亡くなってしまった。

◆SPEC

品名 リシケシュ・オーガニックファーム
生産国 ネパール
地域 ルンビニ州グルミ郡シリンガ村
生産者 ルペッシュ・カンデルを中心としたシリンガ村の140名の生産者
クロップ 2022/2023
規格 公式な規格なし
欠点規格 明確な規定なし
スクリーン スクリーン15アップ
木の品種 ティピカ、ブルボン
その他 標高900~1100メートル、農園面積16ヘクタール(東京ドーム3.4個分)、100%天日乾燥
精製方法 フルウォッシュド
開花時期 2021年5月
収穫時期 2022年12月~2023年3月
船積時期 2023年7月12日空輸
保管方法 定温倉庫
ロットナンバー なし

リシケシュ農園30キロ麻袋
麻袋のデザイン、グルミダルバル(宮殿)

  • 1)商品・生産地の情報を不明な点も隠さず公開いたします
  • 2)カップ品質でロットを選び取っていますので商品名の後にロット番号の最終末尾を明記しています。例)CAMPO ALEGRE1436
  • 3)日本に入荷した時期や保管方法も開示いたします
各種マークの説明:
  • 単一農園単一農園:限定された農園・生産者が明らかな商品:
  • 地域限定地域限定:産出する農協限定など生産地域が限定された商品:
  • 天日乾燥天日乾燥:乾燥工程で手間暇かけた天日乾燥の原料を使用した商品:
  • 原種豆限定原種豆限定:コーヒーの木の原種のみを厳選した商品:
  • 品質認証済み品質認証済み:スペシャリティー協会・有機栽培など第3者による品質証明書付き、または準ずる商品:
  • オークション・品評会入賞品オークション・品評会入賞品:品評会入賞品:ネットオークション・各種品質コンテスト入賞商品:
  • サステイナブル・コーヒーサステイナブル・コーヒー:有機・環境・公正貿易の観点に配慮した地球と人にやさしい珈琲: