モジアナにある東京ドーム2個程度の小さな農園アグアスクララスを初買付。品種はアララ、精製方法はアナエロビックナチュラル。
農園主のロセリは、銀行の支店長を経験してから引退し、アグアスクララス農園を始めた。農園面積は55ヘクタール(東京ドーム11個分)あるが、コーヒー栽培面積は10ヘクタールのみ。品種は農業試験場から入手した品種のアララ78番。
アララは2012年にブラジルでリリースされたハイブリッド種。サチモールとイエローカツアイもしくはイエローイカツによる自然交配で誕生し、15年間の研究の結果、発表された。特徴は、大きくて黄色いチェリー、質の高いアロマとレフーバー、コンパクトな樹形、高い生産性、高い適応力と免疫力。完熟までの期間が長いため、濃縮された複雑な味わいがある。
このロットは、収穫したチェリーを120時間嫌気発酵させてからサンドライしたもの。
夫ペドロと娘たちと運営している家族経営農園で、コーヒー農園の隣りで養鶏場もやっている。
| 品名 | アグアスクララス アナエロビックナチュラル120 | 
| 生産国 | ブラジル | 
| 地域 | サンパウロ州モジアナ地区エスピリトサントドピニャル | 
| 生産者 | アグアスクララス農園 農園主:ロセリ・カルドソ・デ・リマ | 
| クロップ | 2022/2023 | 
| 規格 | NY2/3 | 
| 欠点規格 | 0-6/300g | 
| スクリーン | スクリーン16アップ | 
| 木の品種 | アララ78 | 
| その他 | 標高900メートル、農園面積55ヘクタールの内、コーヒー栽培10ヘクタール、年間生産量300袋 | 
| 精製方法 | アナエロビックナチュラル、嫌気発酵120時間 | 
| 開花時期 | 2021年9月−10月 | 
| 収穫時期 | 2022年5月-7月 | 
| 船積時期 | 2023年1月 | 
| 保管方法 | 定温倉庫 | 
| ロットナンバー | 002/424-0/0010 |