Baroida Estate, Natural

バロイダ農園 ナチュラル

  • 単一農園
  • 天日乾燥
  • 原種豆限定
  • 60Kg/ 入荷38 ·残9.0

◆商品説明

コルブラン・ファミリーは東部山岳州で初めてのコーヒー生産者。現在は二代目二コルと三代目クリスが農園運営を担っている。30キロ袋をリクエストしたが、在庫がなく60キロ袋になってしまった。

1960年、ベン・コルブランがタローという原住民から土地を購入して、バロイダ農園を始めた。1965年、オーストラリア委任統治領パプアニューギニア自治政府が初期移住者に対して、コーヒー栽培の奨励政策を打ち出したため、ベンはコーヒー栽培を始め、東部山岳州で初めてのコーヒー生産者となった。1975年、パプアニューギニアが独立してからも、50年以上にわたってコーヒー栽培を続け、現在は息子の二コルと孫のクリスが農園運営を行っている。

私がコーヒー業界に足を踏み入れる前の1992年、木材の買付で初めてパプアニューギニアに行った時は、ブーゲンビル島の分離・独立をめぐって内戦が勃発した年だった。1997年には時の政府転覆を狙った軍事クーデターが起こり、全国で戒厳令が発令された。まさにちょうどその日にパプア入りし、何も知らずに町をうろついていた。もう少し遅い時間だったら、暴動に巻き込まれていたかもしれない。CNNで放送されていた暴動が目と鼻の先で起こっていた。小さな強盗は日常茶飯事で、同業他社の駐在員たちは何人も襲われていたものだ。私は運よく痛い目には合っていない。マラリアに罹ったこと、犬に噛まれたことぐらいだろう。仕事の合間にゴルフやスキューバダイビングをやったり、産地への出張はヘリコプターで行ったり、今となってはいい思い出となっている。

パプアニューギニアの部族は、800以上あると言われ、それぞれの部族ごとに言語、習慣、伝統が異なっている。彼らは伝統的に「ワントーク」と呼ばれる少人数の部族に分かれて生活しているため、各部族同士で戦いを行うことがよくあり、いまも至るところで村同士の喧嘩が絶えない。

◆SPEC

品名 バロイダ ナチュラル
生産国 パプアニューギニア
地域 東部山岳州カイナントゥ
生産者 コルブラン・ファミリー
クロップ 2022
規格 A
欠点規格 10/1kg
スクリーン スクリーン16アップ
木の品種 アルーシャ、ブルボン、ティピカ、ムンドノーボ
その他 標高1700-1850メートル、農園面積220ヘクタール(東京ドーム48個相当)
精製方法 ナチュラル
開花時期 2021年9月
収穫時期 2022年5月-9月
船積時期 2022年12月
保管方法 定温倉庫
ロットナンバー 166/46/M07

二コル・コルブラン
バロイダ農園
農園所在地
1992~1998年、木材の買付で訪れた場所
パプアニューギニアの民芸品ストーリーボード

  • 1)商品・生産地の情報を不明な点も隠さず公開いたします
  • 2)カップ品質でロットを選び取っていますので商品名の後にロット番号の最終末尾を明記しています。例)CAMPO ALEGRE1436
  • 3)日本に入荷した時期や保管方法も開示いたします
各種マークの説明:
  • 単一農園単一農園:限定された農園・生産者が明らかな商品:
  • 地域限定地域限定:産出する農協限定など生産地域が限定された商品:
  • 天日乾燥天日乾燥:乾燥工程で手間暇かけた天日乾燥の原料を使用した商品:
  • 原種豆限定原種豆限定:コーヒーの木の原種のみを厳選した商品:
  • 品質認証済み品質認証済み:スペシャリティー協会・有機栽培など第3者による品質証明書付き、または準ずる商品:
  • オークション・品評会入賞品オークション・品評会入賞品:品評会入賞品:ネットオークション・各種品質コンテスト入賞商品:
  • サステイナブル・コーヒーサステイナブル・コーヒー:有機・環境・公正貿易の観点に配慮した地球と人にやさしい珈琲: