入港が大幅に遅れたクライスデール・ナチュラルの21/22クロップがようやく入荷。セントアンドリュー教区内の平均標高1000メートルにある生産地として知られ、ブルーマウンテンコーヒーの生産地の中央に位置している。ロット192。
9月27日にジャマイカのキングストン港を出港し、パナマのコロン港で積替え、太平洋を渡り、台湾の高雄で再び積替え、ようやく12月1日横浜に入港。日本への直行ルートが無くなり、台湾を経由するため、入港までに2ヵ月かかるようになってしまった。
クライスデールの歴史
クライスデール農園は、1787年、英国人コリン・マクラーティー博士によって創設された。ジャマイカに旅行でやってきたが、好きになった土地に永住してしまった。コーヒーを商業ベースで生産した最初の農園のひとつである。当時の教区名はポートロイヤルであり、その後セントアンドリューに変更された。
この地区で生産されるコーヒーの品質がいいことに気づいた農民たちは、マクラーティー博士に続けとばかり、クライスデール農園の近隣にコーヒーを栽培し始めた。こうしてクライスデール地区のコーヒー栽培は広がっていった。クライスデール農園のコーヒーは1800年代始めにはすでに輸出されていた。
現在、クライスデール農園は運営はされていないが、当時の精製工場、乾燥場、水車は200年経った今も現存している。かつてハネムーンの常宿だった工場に隣接するクライスデール・グレート・ハウスは、国家遺産としてジャマイカ政府によって指定されている。
クライスデール地区の生産者は、ティピカ種の素晴らしいコーヒーを作り続けている。クライスデール・ブランドはこの地区で収穫されたブルーマウンテンである。他の追随を許さない、そのアロマは、今日でも変わらない。ナチュラル精製が認可されたのは2018年から。
品名 | ブルーマウンテンNO1 クライスデール ナチュラル |
生産国 | ジャマイカ |
地域 | セントアンドリュー教区クリフトンマウントおよびクライスデール |
生産者 | セントアンドリュー教区クリフトンマウントおよびクライスデールの生産者 |
クロップ | 2021/2022 |
規格 | NO.1 |
欠点規格 | 3%未満 |
スクリーン | スクリーン17UP>/=95%、(S17アンダーは5%まで許容範囲) |
木の品種 | ティピカ |
その他 | 標高:1000-1250メートル、天日乾燥 |
精製方法 | ナチュラル |
開花時期 | 2021年4月-5月 |
収穫時期 | 2022年1月-5月 |
船積時期 | 2022年9月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 100/11/192 |