Masangula Agricultural Marketing Cooperative Society AA

マサングラAA 2021

  • 地域限定
  • 天日乾燥
  • 原種豆限定
  • 30Kg/ 入荷20 ·残0.0
  • 残0.0キロ

◆商品説明

マサングラ農協のAA、20/21クロップが20袋限定入荷。

旧組合であるソンべジ・ファーマーズ・グループは、2015年に結成された。2018年、レギュレーションの変更に伴い、生産者グループ(FG)から、栽培・精製・販売まで行う農業協同組合(Agriculutural Marketing Cooperative Society AMCOS)へ転向し、名称がSombezi FG から Masangula AMCOS となった。2015年の結成時からアフリカンベッド数を増やし、事務所と倉庫も構えた。現在、最大のチャレンジはいかに効率よくチェリーをパルピングするかということである。9つの村から持ち込まれるチェリーは12時から18時にかけて。パルパーは16時から稼働し、午前零時までフル稼働する場合もある。果肉除去されたパーチメントは水路で選別され、発酵槽へ送られる。発酵時間は24~36時間。再び水洗され、ソーキングタンクで8~12時間漬ける。そしてアフリカンベッドへ運ばれ、7~14日間乾燥される。

[概要] タンザニア本土にコーヒーが伝わったのは1863年。レユニオン島に進出していたフランス・カトリック聖霊会派の神父らによってブルボン種が持ち込まれた。日本でモカやブルーマウンテンとならぶ人気銘柄のひとつとなっているキリマンジャロに伝わったのは1898年。1920年代にはケント種が伝えられた。タンザニア経済は農業に立脚しており、労働人口の約70%が農業に従事している。コーヒー生産農家45万世帯あり、生産量全体の90%を占めるほど、小規模農家が多い。また何らかの形でコーヒー産業に関わっている人たちが約240万人おり、全人口の6%である。キリマンジャロコーヒーは上質のコーヒーとして世界中で愛好される主要輸出品であり、貴重な外貨獲得源となっている。

[地勢・気候] 日本の約2.5倍の国土を持つタンザニア。北東部にアフリカ最高峰のキリマンジャロ山(標高5,895メートル)、北部にアフリカ最大のビクトリア湖、西部にアフリカ最深のタンガニーカ湖(水深1,471メートル)がある。いずれもグレートリフトバレーによって形成されたものである。国土の大半がサバナ気候に属し、中央部がステップ気候、南部と北部の高地山岳部が温暖気候である。降水量は海岸部やビクトリア湖岸、キリマンジャロ周辺では1000mmを超えるが、内陸部では500mm程度のところが多い。

[生産状況] タンザニアのコーヒー生産量は年間3-4万トン。70%がアラビカ種、30%がロブスタ種である。90%は平均5ヘクタールの小規模農家で、10%が30-150ヘクタールの大規模農園で生産されている。アラビカ種の小規模農家は居住地域の協同組合の加入しており、組合が生産者に代わって販売を行ってきた。1994年コーヒー豆流通の自由化により、民間業者が直接生産者から買えるようになった。特に数量の限られたスペシャルティーコーヒーは直接取引される場合が多い。

[主要生産地] 主要産地はモシ、アルーシャ、ムベヤ、マテンゴ、ムビンガ、ルブーマ、ウサンバラ、イリンガ、モロンゴ、キゴマ、ンゴラ、キリマンジャロ。アラビカ種は、キリマンジャロ北部、アルーシャ。ムベヤ南部、ムビンガ、キゴマ西部。タリメ、ビクトリア湖地区、タンガ地区。ロブスタ種は、カゲラ地区からビクトリア湖西部にかかる地域。

[品質・格付] グレードは10段階。AA、A、B、C、PB、ELEPHANT、AF、TT、T、F

[流通] タンザニアコーヒーボード(TCB)が品質、価格調整、輸出を全面的に統括している。

1950年代に小規模農家からコーヒーチェリーを集荷する目的で単位協同組合が組織され、各コーヒー産地に設置された。2001年に、小規模農家への技術及びマーケティング支援の目的でキリカフェが誕生した。最近のトレンドは、協同組合が農業法人に組織変更し、組合を通さずに二次加工を行い、直接生豆を販売するように変化してきている。

 

◆SPEC

品名 マサングラ
生産国 タンザニア
地域 ソングェ州ンボジ県
生産者 ハサンバ村、マサングラ村、ンドレジ村、ルクルル村、ニンビリ村、ヘジャ村、スンバルエル村、イレンボ村、ナンバラ村の生産者128名
クロップ 2020/2021
規格 AA
欠点規格 スクリーン15最大2%
スクリーン スクリーン18(90%)、スクリーン17(8-10%)
木の品種 ブルボン(N39) 90%、ケント(KP423) 10%
その他 標高1590メートル、年間降雨量1300ー1800ミリ、粘土ローム土壌、平均気温20.5℃、生産量1500袋前後
精製方法 フルウォッシュド
開花時期 2019年9月−10月
収穫時期 2020年6月-8月
船積時期 2021年1月
保管方法 定温倉庫
ロットナンバー 033/0089/0231


  • 1)商品・生産地の情報を不明な点も隠さず公開いたします
  • 2)カップ品質でロットを選び取っていますので商品名の後にロット番号の最終末尾を明記しています。例)CAMPO ALEGRE1436
  • 3)日本に入荷した時期や保管方法も開示いたします
各種マークの説明:
  • 単一農園単一農園:限定された農園・生産者が明らかな商品:
  • 地域限定地域限定:産出する農協限定など生産地域が限定された商品:
  • 天日乾燥天日乾燥:乾燥工程で手間暇かけた天日乾燥の原料を使用した商品:
  • 原種豆限定原種豆限定:コーヒーの木の原種のみを厳選した商品:
  • 品質認証済み品質認証済み:スペシャリティー協会・有機栽培など第3者による品質証明書付き、または準ずる商品:
  • オークション・品評会入賞品オークション・品評会入賞品:品評会入賞品:ネットオークション・各種品質コンテスト入賞商品:
  • サステイナブル・コーヒーサステイナブル・コーヒー:有機・環境・公正貿易の観点に配慮した地球と人にやさしい珈琲: