ウェギダブルーが完売してしまったので、スポットでイディド#80を150袋買付。うまいイルガがやってきた。
イディド・ウォッシングステーション近隣の生産者は、1~2.5ヘクタール程度の農地でコーヒーを栽培している零細農家である。コーヒーは換金作物で、ジャガイモ、マンゴ、アボガドなどは最低限の生計のために栽培している自給用作物である。彼らの収入は限られているため、化学肥料、殺虫剤、除草剤を購入する余裕はなく、100%オーガニックと言える。
エチオピアの品種は、在来種といわれ、明確な品種特定はされていないが、どうやらふたつのグループに分けられるようである。ひとつは南部の栽培品種、もうひとつはジンマの農業試験場で1974年に研究栽培されたゲデオ地区の品種という。いずれにしても他に類を見ないキャラクターを持つイルガチャフェであれば、少しくらいファジーな部分があっても誰も文句は言わないだろう。今回のロットの品種にはKRUMEとWALISHOがある。ローカルネームだろう。
品名 | イルガチェフェG-1 ウォッシュド イディド#80 |
生産国 | エチオピア |
地域 | 南部諸民族州ゲデオゾーン、イディド |
生産者 | イディド・ウォッシングステーション |
クロップ | 2019/2020 |
規格 | G-1 スぺシャル・プレパレーション |
欠点規格 | 0-3/300g |
スクリーン | スクリーン14アップ |
木の品種 | イルガチェフェ在来種 |
その他 | 生産農家300軒、標高:2150-2300メートル、赤褐色土壌、年間降雨量:1800-2000ミリ |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 2019年1-2月 |
収穫時期 | 2020年4月-5月 |
船積時期 | 2020年8月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 010/0450/0080 |