Wranghams Estate

ランガムス農園

  • 単一農園
  • 天日乾燥
  • 原種豆限定
  • 20Kg/ 入荷3 ·残0.0
  • 6Kg/ 入荷1 ·残0.0

◆商品説明

セントヘレナ最古の会社(創業1790年) ソロモン社が2014年に獲得した新しい農園。初入荷!

ナポレオン一世が幽閉された絶海の孤島英国領セントヘレナ。ナポレオン一世は1815年10月から1821年5月に死亡するまでの6年間を島中央のロングウッドハウスで過ごした。これまで大西洋のど真ん中にあるセントヘレナには郵便船で行くしかなかった。往路で5泊6日もかかる。2017年、ようやく旅客機の発着が可能な空港施設が完成し、同年10月15日、ヨハネスブルグからの初の旅客定期便が就航した。ようやく絶海の孤島ではなくなった。

かつてコーヒー農園を所有していた東インド会社の記録によれば、1733年にイエメンのモカ港からこの島にコーヒーが持ち込まれ、バンブーヘッジでコーヒー栽培が始まったとある。1839年にバンブーヘッジでコーヒー栽培をしていたジョージ・ウィリアム・アレクザンダーがロンドンにコーヒーを送り、その品質の高さから、1851年に開催された第一回ロンドン万国博覧会のクリスタルパレス(水晶宮)でプレミアアワード(最高賞)を受賞した。この時の豆がまさにこの「バンブーヘッジ農園」の豆だったのだ。

ナポレオンの死後、ロングウッドハウスは、イギリス東インド会社に戻され、王室財産になったが、1858年に有償でフランス政府に引き渡された。現在は、フランス政府が所有する博物館となっている。

バンブーヘッジ農園とランガムス農園を所有するのは、セントヘレナ島最古の会社であるソロモン・アンド・カンパニー。1790年にソール・ソロモンが創業。現在セントヘレナにおいて、観光、ホテル、海運、卸売、小売、保険、サービス、不動産など様々な分野に手を広げている。

2014年に前のオーナーから買い取ったランガムス農園は、1856年建造のコロニアルハウスである。1ヘクタールの農地があり、コーヒー栽培を行っている。コロニアルハウスは、17~18世紀にイギリス・スペイン・オランダなどの植民地で発達した建築様式で、本国の様式に植民地向けの実用性を加味した造りとなっている。

コロニアルハウスは、東インド会社全盛期の総督や著名な家族向けに建設された。ランガムスをはじめ、オークバンク、オークランド、プロスペクトハウス、ファームロッジ、バンブーロッジ、バンブーヘッジなどのコロニアルハウスが現存している。ジョージ王朝時代の邸宅は、セントヘレナエリートの大志、美学や生活スタイルが反映されており、島の歴史遺産であり、英国植民地時代の歴史でもある。

 

◆SPEC

品名 ランガムス農園
生産国 セントへレナ島
地域 サンディーベイ
生産者 ソロモン・アンド・カンパニー
クロップ 2019/2020
規格 公式な規格なし
欠点規格 丁寧にハンドピックしているのでほぼ欠点なし
スクリーン スクリーン15アップ
木の品種 グリーンチップブルボン
その他 標高550メートル、年間降水量900-1000ミリ、
精製方法 フルウォッシュド
開花時期 2018年12月-2019年4月
収穫時期 2019年10月-2020年2月
船積時期 2020年9月空輸
保管方法 定温倉庫
ロットナンバー なし

ランガムス農園のあるサンディーベイ
当時のランガムス
ランガムスのコロニアルハウス
ランガムスの標識
ランガムス農園

  • 1)商品・生産地の情報を不明な点も隠さず公開いたします
  • 2)カップ品質でロットを選び取っていますので商品名の後にロット番号の最終末尾を明記しています。例)CAMPO ALEGRE1436
  • 3)日本に入荷した時期や保管方法も開示いたします
各種マークの説明:
  • 単一農園単一農園:限定された農園・生産者が明らかな商品:
  • 地域限定地域限定:産出する農協限定など生産地域が限定された商品:
  • 天日乾燥天日乾燥:乾燥工程で手間暇かけた天日乾燥の原料を使用した商品:
  • 原種豆限定原種豆限定:コーヒーの木の原種のみを厳選した商品:
  • 品質認証済み品質認証済み:スペシャリティー協会・有機栽培など第3者による品質証明書付き、または準ずる商品:
  • オークション・品評会入賞品オークション・品評会入賞品:品評会入賞品:ネットオークション・各種品質コンテスト入賞商品:
  • サステイナブル・コーヒーサステイナブル・コーヒー:有機・環境・公正貿易の観点に配慮した地球と人にやさしい珈琲: