Gatukuza Coffee Washing Station

ガツクザ・ウォッシングステーション

  • 地域限定
  • 天日乾燥
  • 原種豆限定
  • 60Kg/ 入荷50 ·残0.0

◆商品説明

ブルンジCOE2019にて、ナチュラルのロットが90.13点で優勝しているウォッシングステーション。

ガツクザ・ウォッシングステーションは2008年から操業している。オーナーはンドゥワイェズ・テレンスという輸出企業で、FWAA、FWA、FWB、FWTT、FWT、FW Triageの各グレードを世界各国に販売していたが、2013/2014からFW15+のスペシャルティーコーヒーを作り始めた。

[概要] ブルンジは1918年、隣国ルワンダとともにルアンダ=ウルンディとしてベルギー領になり、1962年独立までの44年間、ベルギーの植民地下にあった。1930年代ベルギー人によってアラビカコーヒーの栽培が導入。栽培品種はジャクソンやミビリジであるため、先行してコーヒー栽培を行なっていたルワンダから種子を持ち込んだと思われる。1962年までベルギー人による強制栽培。1962年から1976年まで個人事業、1976年から1991年まで公共事業、1991年から民営化となる。1993年から2008年まで内戦状態。2008年からスペシャルティーコーヒー市場へ参入。ルワ ンダ、コンゴ民主共和国、タンザニアに囲まれて東アフリカと中央アフリカの間に位置する内陸国であり、コーヒーを輸出するにはタンザニアのダルエスサラームまで陸上輸送しなければならない。コーヒーそのものの品質は高いが、長い輸送経路を経て最終バイヤーの手に渡る頃には品質劣化がおきてしまうケースがある。ブルンジ経済は農業に依存しており、国民の86%は農業に従事している。コーヒーは最も重要な商品作物で輸出収入の80%を占め、生産者数は80万人と言われている。

[地勢・気候] 国土の大半が丘陵や山岳地帯で、最低標高はタンガニーカ湖の772メートル、最高高度はヘハ山の2670メートルと高度差が大きい。気候は熱帯に属するが比較的涼しい。国土はルワンダとほぼ同じ。

[生産状況] 2008年の政府と民族解放軍との和平合意後、コーヒー産業の自由化が進められ、それまで収穫地域を分けずに混ぜられていたロットが細かくウォッシングステーションごとに管理出来るようになった。160ヶ所以上あるウォッシングステーションは、全て政府管理下にあったが、2013年から民営化が始められた。2012年カップオブエクセレンスをはじめて開催。アフリカではルワンダに次ぐ2番目の開催国となった。コーヒー栽培はほぼ全土で行なわれており、17州のうち14州にウォッシングステーションがある。栽培品種はジャクソンやミビリジでルワンダと同じブルボン系である。ロブスタ種の栽培も行なわれているが、数量は10%以下と少ない。コーヒーは標高1,250~2,000メートルで栽培されている。ルワンダ同様、平均200本のコーヒーノキから収穫する小規模農家が殆どである。

[主要生産地] ンゴジ、カヤンザ、ギテガ、ムワロ、ムインガ、クリンド。西部にはタンガニーカ湖等が位置している。

[品質・格付] グレーディングは2つに分かれている。ウォッシングステーションでプロセシングされたコーヒーはフルウォッシュド(FW)、生産者が自宅でプロセシングしたコーヒーはウォッシュド(W)として区別される。輸出グレードは、FW AA、FW A、FW B、FW PB、FW TT、FW T、FW TRIAGEとWAB、WC、WT、WPB、W TRIAGEとなる。ウォッシングステーションまで特定されたロットはFW NGOMA-SDLと明記される。

[流通] 2008年からコーヒー産業の自由化が進められ、2009年これまでのコーヒーボード(OCIBU)に変えて、新たにコーヒー開発局 (ARFIC)を創設し、生産、品質、輸出を管理することになった。インターカフェ・ブルンジは、生産者、精製業者、輸出業者などで構成されたブルンジコーヒーのプロモーション、ブランディングとマーケティングを行う団体である。ブルンジコーヒー生産者協会(CNAC)がある。コーヒーの取引形態はオークションを経由する場合と直接取引の2つがある。

 

◆SPEC

品名 ガツクザ
生産国 ブルンジ
地域 ンゴジ県ガシカンワ地区ガツクザ村
生産者 ンドゥワイェズ・テレンス
クロップ 2019/2020
規格 FW15+
欠点規格 0-6/300g
スクリーン スクリーン15アップ
木の品種 ブルボン
その他 標高1750~1800 メートル、年間降水量1573ミリ、年間気温幅16~25℃、年間生産量96トン
精製方法 フルウォッシュド
開花時期 2018月7月
収穫時期 2019年3月-7月
船積時期 2020年1月
保管方法 定温倉庫
ロットナンバー 027/01/798


  • 1)商品・生産地の情報を不明な点も隠さず公開いたします
  • 2)カップ品質でロットを選び取っていますので商品名の後にロット番号の最終末尾を明記しています。例)CAMPO ALEGRE1436
  • 3)日本に入荷した時期や保管方法も開示いたします
各種マークの説明:
  • 単一農園単一農園:限定された農園・生産者が明らかな商品:
  • 地域限定地域限定:産出する農協限定など生産地域が限定された商品:
  • 天日乾燥天日乾燥:乾燥工程で手間暇かけた天日乾燥の原料を使用した商品:
  • 原種豆限定原種豆限定:コーヒーの木の原種のみを厳選した商品:
  • 品質認証済み品質認証済み:スペシャリティー協会・有機栽培など第3者による品質証明書付き、または準ずる商品:
  • オークション・品評会入賞品オークション・品評会入賞品:品評会入賞品:ネットオークション・各種品質コンテスト入賞商品:
  • サステイナブル・コーヒーサステイナブル・コーヒー:有機・環境・公正貿易の観点に配慮した地球と人にやさしい珈琲: