アチェのコピ・ムサン、第22弾!40袋の入荷です。天然モノ。2018年12月拾得分。
【コピルアック誕生秘話】
1602年に設立されたオランダ東インド会社は、増大するコーヒーの消費量に対してイエメンだけの産地だけでは需要に追い付かなくなったため、自国の植民地にコーヒープランテーションを作り始めた。1712年に初荷が出荷され、「植民地コーヒー」が誕生したのである。コーヒー栽培は急速にオランダ東インド会社の一大収入源となった。当然収穫されたコーヒーは全てオランダが自国へ輸出されてしまうが、輸出に回されないコーヒーがあった。それは野生のジャコウネコが完熟チェリーを食べて、糞と一緒に排出された種(パーチメント)だったのである。地元の農民たちはそれを拾い集めて、自分たち用のコーヒーとして飲んでいたのである。ある日、オランダ商人たちは農民たちが飲んでいるコーヒーの香りがいいことに気づき、確かめたところ、ジャコウネコが糞と一緒に出したコーヒーだったのである。「コピルアック」の誕生である。こうして世にも不思議な飲み物が登場することとなった。
品名 | シベットキャットの贈り物 |
生産国 | インドネシア |
地域 | アチェ州タケンゴン市内 |
生産者 | アチェに生息しているジャコウネコ |
クロップ | 2018 |
規格 | 公式な規格なし |
欠点規格 | 丁寧にハンドピックしているのでほぼ欠点なし |
スクリーン | スクリーン14-19 |
木の品種 | アテン、ジュンベル主体 |
その他 | ジャコウネコは農薬のかかったチェリーは食べないため基本的に無農薬 |
精製方法 | ジャコウネコプロセス(ジャコウネコが食べて排泄したパーチメントを乾燥後脱穀) |
開花時期 | |
収穫時期 | 2018年12月に拾い集めたモノ |
船積時期 | 2019年2月 |
保管方法 | 弊社事務書にて保管 |
ロットナンバー | 015/1315/096 |