ウシンギニ農園はムズズコーヒー生産者組合が2011年から始めた新しい農園。
ムズズコーヒー生産者組合が新たに始めたプロジェクト、ウシンギニ農園。農園は、タンザニアのムビンガ地区とマラウィ湖を一望できるヴィフィヤ高地のウシシャ村にある。農園の平均標高は1467メートル。組合はコーヒーショップと宿泊施設も合わせて運営している。
農園設立の目的は、コーヒー生産量の安定化、僻地における生活向上のための雇用の創出、そして農業教育。また、1920年代に栽培されていたコーヒー品種の保全地区の役割も果たしている。さらにエコツーリズムビジネスへの参入も検討中。
ウシンギニ農園の主軸事業はコーヒーだが、園芸、養殖、養蜂事業も行っている。コーヒー事業としては現在、110ヘクタールの広さだが、ゆくゆくは240ヘクタール(60万本)まで拡張する予定。栽培品種は、ゲイシャ、ニカ、カチモール、ムンドノーボの混合栽培だが、ゲイシャとニカを中心に栽培している。生産量としては、生豆換算で350トン(2017)が見込まれている。
農園のあるカバベイハイランズは、雨季と乾季が顕著に分かれている。10月末に雨が降り、開花が促される。収穫は5月から始まり、9月に終わる。収穫された完熟チェリーはエコパルパーで精製され、アフリカンベッドで14-21日かけて乾燥される。仕上がったコーヒーはバッチごとに管理され、厳しい品質検査を行ったのち輸出される。
品名 | ウシンギニ農園 |
生産国 | マラウィ |
地域 | 北部州カタベイハイランズ |
生産者 | ムズズコーヒー生産者組合(MZCPCU) |
クロップ | 2016/2017 |
規格 | AAA/AA |
欠点規格 | 0-6/300g |
スクリーン | スクリーン18アップ |
木の品種 | ゲイシャ、S アガロ、ニカ(カチモール)、ムンドノーボ |
その他 | 創業2011年、標高1467メートル、年間降水量1000-1200ミリ、シェードツリー |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 11月-12月 |
収穫時期 | 5月-9月 |
船積時期 | 2017年1月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 109/16/038 |