インドコーヒー発祥の地ババブダンギリにあるグンゲギリ農園。ハニーレーズン。
古代神話によれば、ムリガンダ・ムリバーという賢者が苦行のすえ、ガンジスの水をグンゲリの地に引き込んだという言い伝えがある。そこから「グンゲギリ」という農園名にした。農園内を通る川がもたらす豊富な水源に野生の孔雀が引き寄せられてくる。7月-10月のモンスーンの季節には1100-1400ミリの雨量がある。年間の気温幅は16℃~32℃まであり、11月から1月は16℃まで下がり、2 月から5月には32℃になる。栽培品種はS795、Sln9、カチモール、BBTC、カツーラ、チャンドラギリ。農園の上にある寺院(Panchalingaswar)は、インドの聖仙マールカンデーヤ(インドの聖典に登場する聖人)生誕の地と言われている。
<農園の歴史>
カラディカン農園は、サンガメシュワ―社が所有する農園のひとつ。同社は4つの農園(グンゲギリ農園、カラディカン農園、コンダカン農園、アッティカン農園)を所有している。
グンゲギリ農園、カラディカン農園、コンダカン農園は1890年に英国人のクロフォード兄弟(チャールズ&ウィリアム)によって始められ、現オー ナーであるアパドゥライ氏の祖父がインド独立(1947)後に取得したもの。
アッティカン農園も同じく英国人のモリス親子(ラドルフ&エリック)によって 始められ、1960年に取得した。1981年に4つの農園を統合して、サンガメシュワ―コーヒー農園という企業形態にした。
品名 | ガンジス SC-11 |
生産国 | インド |
地域 | カルナタカ州チクマガール県ババブダンギリ |
生産者 | グンゲギリ農園 |
クロップ | 2015/2016 |
規格 | プランテーションバルク |
欠点規格 | |
スクリーン | スクリーン16アップ |
木の品種 | チャンドラギリ(ビジャサルチXハイブリッドチモール) |
その他 | 標高1250メートル、平均降水量250ミリ、シェードツリー、砂質ローム土壌、農園面積472エーカー |
精製方法 | ハニープロセス、ナチュラルファーメンテーション、サンドライ |
開花時期 | 2015年2-3月 |
収穫時期 | 2015年12月-2016年3月 |
船積時期 | 2016年7月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 14/245/2016/19 |