インドコーヒー発祥の地ババブダンギリにあるカラディカン農園。ナチュラルっぽいハニーコーヒー。
「トリシューラ」とは、、ヒンドゥー教の神であるシヴァが片手に持つ先が3つに分かれた槍のこと。3つの先端はそれぞれシヴァのシャクティ(力)である、iccha(欲望、愛、意志)、kriya(行動)、jnana(知恵)をあらわす。カラディカン農園の周りには3つの山があり、それを「トリシューラ(三叉槍)」と呼んでいる。
農園内には大きな川が通り、いくつもの湧水ポイントがある。野生の水牛や鹿、孔雀が棲息している自然豊かな場所でもある。7月-10月のモンスーンの季節には1200-1400ミリの雨量がある。年間の気温幅は16℃~32℃まであり、11月から1月は16℃まで下がり、2月から5月には32℃になる。栽培品種はS795、Sln9、カチモール、BBTC、カツーラ、チャンドラギリ。農園では100年前に作られた12フィートの水車を動力源としてコーヒーチェリーのパルピングをしている。
<農園の歴史>
カラディカン農園は、サンガメシュワ―社が所有する農園のひとつ。同社は4つの農園(グンゲギリ農園、カラディカン農園、コンダカン農園、アッティカン農園)を所有している。
グンゲギリ農園、カラディカン農園、コンダカン農園は1890年に英国人のクロフォード兄弟(チャールズ&ウィリアム)によって始められ、現オー ナーであるアパドゥライ氏の祖父がインド独立(1947)後に取得したもの。
アッティカン農園も同じく英国人のモリス親子(ラドルフ&エリック)によって 始められ、1960年に取得した。1981年に4つの農園を統合して、サンガメシュワ―コーヒー農園という企業形態にした。
品名 | トリシューラ SC-01 |
生産国 | インド |
地域 | カルナタカ州チクマガール県ババブダンギリ |
生産者 | カラディカン農園 |
クロップ | 2015/2016 |
規格 | プランテーションバルク |
欠点規格 | |
スクリーン | スクリーン16アップ |
木の品種 | S795 |
その他 | 標高1000メートル、平均降水量250ミリ、シェードツリー、砂質ローム土壌、農園面積620エーカー |
精製方法 | ハニープロセス、ナチュラルファーメンテーション、サンドライ |
開花時期 | 2015年2-3月 |
収穫時期 | 2015年12月-2016年3月 |
船積時期 | 2016年7月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 14/245/2016/19 |