Hacienda Pons

ポンス農園

  • 単一農園
  • 天日乾燥
  • 45Kg/ 入荷30 ·残10.0
  • 残7.0キロ

◆商品説明

創業1936年のポンス農園。プエルトリコは2015年8月に債務不履行(デフォルト)に認定されてしまいましたが、コーヒーは輸出されました。

ポンス農園のオーナー、フアン・ホセ・ポンス・ピエトリは、1936年の創業から数えて4代目。幼い頃から兄弟とともに祖父や父の仕事を手伝ってきました。学業も怠らず勤勉に励み、大学へ進み、工業管理のスペシャリストになったのです。米国とスペインで働いたのち、実家に戻り、自分の得意分野を生かし、農園運営を行っています。

[概要] カリブ海北東に位置するプエルトリコはアメリカ合衆国の自治連邦区である。島の面積は9104km2、四国の半分程度の大きさである。コーヒーは1736年スペイン移民がマルティニーク島から持ち込まれ栽培が始まった。19世紀に入ると地中海のフランス領コルシカ島からの移民が増え、コーヒー栽培を広げ、サトウキビ、タバコに次ぐ第3位の農作物となった。1890年には世界第6位のコーヒー生産国となり、19世紀はプエルトリココー ヒーにとってかつてない唯一無二のブランドとなった時代でありローマ教皇やヨーロッパ貴族に愛飲されていた。しかし、1898年に起きた米西戦争によりプ エルトリココーヒーは一気に衰退していってしまった。100年間で14,000トンの生産量まで持ち直したが、1999年のハリケーンの打撃によって 9,000トンまで減ってしまい、現在現地需要を満たすために毎年2~3,000トンのコーヒーを輸入している。ほとんどがドミニカからセミロースト豆で ある。

[生産状況] 年間生産量は14,000 ~15,000トン年あるが、現地需要が生産量を上回っており、年間2~3000トンを輸入している。プエルトリコ島内の需要が97%(13,600トン)、3%弱(400トン)が輸出に回される。

[主要生産地] コーヒー栽培は中西部に集中しており、アジュンタス、シアレス、ハユヤ、ラスマリアス、ラレス、マリカオ、オロコビス、サンセバス チャン、ウトゥアド、ヤウコがある。栽培品種は、カツーラ、ブルボン、リマニ、ティピカ、ムンドノーボ、パーカス。標高は750~850メートルが多い。 精製方法はウォッシュド。

[格付け、品質] 輸出グレードは、AAスクリーン17、Aスクリーン16、ピーベリーがある。

[流通] プエルトリココーヒーの生産コストはハワイ同様高く、他の産地と比べて価格的競争力はない。また生産量よりも現地需要が多いため、生産者 は輸出には意欲的ではない。さらに生産者の高齢化、人件費の高騰、労働力の減少などが地元のコーヒー産業の衰退化に拍車をかけている。

◆SPEC

品名 ポンス農園
生産国 プエルトリコ
地域 中西部ラレス市カスタニエール、バリオ・バルトロ
生産者 フアン・ポンス・ピエトリ
クロップ 2014/2015
規格 AA
欠点規格
スクリーン スクリーン17アップ
木の品種 ブルボン、パーカス、カツアイ、カツーラ
その他 標高640メートル、降雨量2400ミリ、日陰栽培、機械乾燥
精製方法 セミウォッシュド
開花時期 2月-4月
収穫時期 8月-1月
船積時期 2015年7月
保管方法 定温倉庫
ロットナンバー 2014-15-001

農園ロゴ
農園主:フアン・ポンス
農園入口
農園風景
ドライミル

  • 1)商品・生産地の情報を不明な点も隠さず公開いたします
  • 2)カップ品質でロットを選び取っていますので商品名の後にロット番号の最終末尾を明記しています。例)CAMPO ALEGRE1436
  • 3)日本に入荷した時期や保管方法も開示いたします
各種マークの説明:
  • 単一農園単一農園:限定された農園・生産者が明らかな商品:
  • 地域限定地域限定:産出する農協限定など生産地域が限定された商品:
  • 天日乾燥天日乾燥:乾燥工程で手間暇かけた天日乾燥の原料を使用した商品:
  • 原種豆限定原種豆限定:コーヒーの木の原種のみを厳選した商品:
  • 品質認証済み品質認証済み:スペシャリティー協会・有機栽培など第3者による品質証明書付き、または準ずる商品:
  • オークション・品評会入賞品オークション・品評会入賞品:品評会入賞品:ネットオークション・各種品質コンテスト入賞商品:
  • サステイナブル・コーヒーサステイナブル・コーヒー:有機・環境・公正貿易の観点に配慮した地球と人にやさしい珈琲: