カウ地区で一番有名な農園ラスティーズ。285ポンド(129キロ)が入荷。
【ラスティーズ・ハワイアン農園のこれまでの歩み】
ラスティーとローリー夫妻がカウ地区にコーヒー農園を始めたのは1999年。
二人とも、まさかこの地区がコーヒー栽培に適している土地だとは思わず、ただ単にグリーンサンドビーチ、ブラックサンドビーチや火山国立公園で有名 なビッグアイランドの南斜面に住んでみたいと思っただけ。かつて砂糖キビ産業で栄えたオールド・プランテーション・タウンの静かでのんびりとした生活がし たかったのだ。
ラスティーは引退した科学者で、彼が先にハワイに移り、マウナロア火山麓にある12エーカーの砂糖キビ農園を取得し、コーヒー農園をスタート。ローリーは医療技師で、すぐにニュージャージーの自宅を売り払い、あとを追うようにハワイへ移住。
二人はすぐに、生産者、精製者、焙煎者として、コーヒービジネスをスタート。かれらのこれまでの経歴(科学的バックグランド)から農園をまるで実験室のように運営。いろいろな精製方法を試したり、焙煎度合いを変えたりしながら、最高の味を引き出す方法を模索していった。
ラスティーはまた、30の生産者と共に、カウコーヒー生産者組合を立ち上げた。
2006年、ラスティーは道半ばで、ローリーを残し他界。果たしてローリーだけでラスティーの意思を継ぐことが出来るのか?
ローリーは農園を売ることを何度も考えた。しかし、彼女にはラスティーの夢を捨てることは出来なかった。カウコーヒーを誰もが認める素晴らしいコーヒーする夢を。
2007年、カウコーヒーの質の高さがSCAAで証明された。ロースターズギルドのカッピングコンペで6位と9位に入賞したのだ。また、同時にラスティーズハワイアン農園が、SCAAでハワイ/アジア/インドネシア地区のトップ7農園にも選出された。
SCAAにおける連続受賞はカウコーヒーの認知度を一気に高めた。
現在、ローリーはカウコーヒー組合のプレジデントとなり、2009年4月、第一回カウコーヒーフェスティバルを主催し、カウコーヒーの啓蒙に努めている。
品名 | ラスティーズ・ハワイアン ティピカ・ウォッシュド |
生産国 | ハワイ |
地域 | ハワイ島カウ地区クラウドレスト |
生産者 | ラスティーズ・ハワイアン農園 |
クロップ | 2013/2014 |
規格 | NO.1 |
欠点規格 | 18/300g |
スクリーン | スクリーン17アップ |
木の品種 | ティピカ |
その他 | 標高610メートル、100%天日乾燥、アフリカンベッド、弱酸性火山灰土壌 |
精製方法 | フルウォッシュド |
開花時期 | 6月 |
収穫時期 | 1月-3月 |
船積時期 | 2014年7月 |
保管方法 | 定温倉庫 |
ロットナンバー | 2413201 |